牧野富太郎博士の足跡を訪ねながら高知東部の自然に触れあう癒しの日帰りドライブスポットをご紹介!
高知市内の宿泊先から車で約60分
所要時間40~60分
ここは周辺が海だった頃、波の浸食で出来た天然の洞窟です。高さ5mほどの岩壁には貝の化石も見られ、洞窟の奥は渓谷に続いています。
ホウビシダ、ホウライシダ、シロヤマゼンマイなど暖地性シダ植物7種類が壁面を覆い、これらが1ヵ所に生えていることが珍しいため国の天然記念物に指定されています。
周辺では約50種類ものシダ植物が見られ、牧野富太郎博士もこの地でシダ植物を採集しています。
※通常時で足元を浸すほどの水が流れています。伊尾木洞駐車場内の観光案内所で長靴の無料貸し出しもご利用いただけます。
車で約20分
所要時間90~180分
牧野富太郎博士と直接の関連はない施設ですが、北川村周辺にもゆかりのある植物が多く自生していることもありモデルコースに選出。
北川村「モネの庭」マルモッタンは、フランスにあるクロードモネの自宅の庭を再現し、世界で唯一モネの庭と称することを許されている場所。
四季折々の植物とテーマごとの庭を楽しめ、モネの代表作「睡蓮」が咲き誇る庭は写真映えしてオススメです。
車で約40分
所要時間30~60分
牧野富太郎博士は室戸岬周辺で、植物採集や観察会を行いました。室戸岬一帯にはアコウをはじめ牧野富太郎博士が学名を命名したハマアザミやシオギクなどが見られます。
これらの亜熱帯性樹林や海岸植物群落は国の天然記念物に指定されています。
室戸岬展望台から灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)の海岸までの遊歩道でも植物観察が楽しめます。
富太郎博士ゆかりの植物:アコウ、ハマアザミ、シオギク
灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)へ続く細く曲がった遊歩道。室戸岬を観光と植物観察の両方で楽しめそうです。
周辺は植物とそびえ立つ岩山が共存するエリア。岩山はタービダイトと呼ばれ、深海から長い年月をかけて砂や泥の層が隆起したものです。