公開日:2022.07.13
高知空港から室戸岬へ向かって約80分、国道55号線沿いに道の駅「キラメッセ室戸」があります。直売市場の「楽市」、レストランの「食遊」、鯨資料館の「鯨館」の3館あるキラメッセ室戸から今回は、地元室戸で水揚げされた海産物や新鮮な野菜などが買える直売市場「楽市」をご案内します。
車を降りてお店へ向かうと、高知の野菜がモチーフのキャラクターがお出迎え。ニンジンやトマト、柚子など可愛らしいイラストにほっこりします。写真は、ニンジーン・キャ太郎。他に「きゅっぱ」「どすポン」「トマちゃん」「西山ポテトくん」などなど、調べてみましたが詳細は不明でした。ただ、室戸高校美術部制作と書かれていたのでネーミングやキャラクターデザインは高校生という事でしょうか。
店内にはその日水揚げされた新鮮な魚や、とれたての野菜と果物が並びます。
まず、目に入るのは海産物コーナー。そこでも特に「まぐろのわた」に目を引かれました。馴染みのない「まぐろのわた」は、マグロの胃袋を茹でたものでそのままスライスして酢味噌をつけて食べたり、煮つけにして食べたりするそうです。店員さんによるとコリコリとした食感でホルモンに似ているそうです。
鮮魚の他にも、高知で獲れた魚の干物や高知名物のちりめんなどの加工品も販売しています。この日は「真アジのひらき」や「カマスのひらき」などが並んでいました。お土産として持ち帰る場合は、保冷バッグなどの準備があると便利です。
こちらはキラメッス室戸・楽市の青果のコーナー。道の駅ならではの採れたての安くて新鮮な野菜やフルーツが販売されています。この日は室戸市産のナスやトウモロコシ、ピーマンなどが並んでいました。今年は野菜が高騰している中で、ピーマン4個で100円、ナスが3本で150円という安さです。
調味料や飲み物が並ぶ加工品コーナーには、海洋深層水から作られた室戸の塩や鰹のたたきのタレ、高知の地酒が販売されていました。
高知県で有名な果物は、ゆず、日向夏、スダチ、びわなどたくさんありますが収穫量は「文旦(ぶんたん)」が1位!そんな文旦の中でも爽やかな甘酸っぱさが特徴の「土佐文旦」を使用したお酒がありました。
文旦のケースのようなパッケージに、文旦がイメージできる丸いボトルが女性の目を引きそうなデザイン。アルコールは5度と軽めですが、原材料は、清酒・文旦果汁・・・となっていたので日本酒のカクテルのような感じでしょうか。
安芸郡の北川村や馬路村はゆずの産地。そんなゆずの産地からゆずの果汁と皮にはちみつを加えて作られる「ゆず茶」が並んでいました。冷たい水やお湯で割ってそのまま飲んだり、パンやヨーグルトと一緒にマーマレードのようにして食べたりするそうです。
文旦のケースのようなパッケージに、文旦がイメージできる丸いボトルが女性の目を引きそうなデザイン。アルコールは5度と軽めですが、原材料は、清酒・文旦果汁・・・となっていたので日本酒のカクテルのような感じでしょうか。
楽市では手づくりのオリジナルジェラートが味わえます。メニューは約60種類で、毎日数種類が日替わりで販売されています。
今回は牛乳味と牛乳をベースに塩と室戸産の藍パウダーを使ったムロトブルーの2種類のジェラートを選びました。ムロトブルーはほのかな塩の風味が牛乳を引き立て、さわやかな味わいです。暑かったこともあり、あっという間に食べてしまいました。
キラメッセ室戸の直売市場楽市はいかがだったでしょうか。キラメッセ室戸にはこのほかにも鯨料理が楽しめるレストラン食楽や、室戸の歴史が学べる鯨館など訪れた人を飽きさせない魅力が満点の施設です。ぜひ室戸を観光する際は立ち寄ってみてください。
MAP
交通 | 高知龍馬空港から車で約80分 |
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時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
駐車場 | あり |
住所 | 高知県室戸市吉良川町丙890-11 |
TEL | 0887-25-2918 |