北川村「モネの庭」マルモッタン|高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

きたがわむら「もねのにわ」まるもったん

北川村「モネの庭」マルモッタン

公開日:2022.07.14

<入口~水の庭編>
北川村「モネの庭」マルモッタン

フランス画家クロード・モネの愛した風景を再現

奈半利駅から車で約5分。印象派の巨匠モネが半生を過ごした場所を再現された北川村「モネの庭」マルモッタンにきました。
「マルモッタン」とは、元はマルモッタン氏の個人宅だったパリのマルモッタン・モネ美術館の名称をいただいたものでした。なんと苗字だったんですね。

<なぜ北川村に?>
モネが半生を過ごしたフランスにあるジヴェルニー町との交流をきっかけに、北川村の発展の為、様々な困難を乗り越え2000年に開園されたそうです。

北川村「モネの庭」マルモッタンのチケット売り場

まずはチケット売り場へ。こちらの建物もさりげなくモネの家をモチーフにデザインされてます。

北川村「モネの庭」マルモッタンの遊歩道

草花に包まれた遊歩道

お目当ての水の庭までは少し登り坂になっていますが、道は歩きやすく休憩用にベンチもありました。緑の木々の中に季節の花のアクセントが可愛らしい♪植物図鑑片手にゆっくりと散策もいいですね。

北川村「モネの庭」マルモッタンの水の庭

モネの愛した水連が咲く「水の庭」

太鼓橋から見た風景です。浮世絵に影響を受けたモネが作った庭には、藤棚や柳・桜など和テイストが混在され、不思議な魅力のある洋風な池泉回遊式庭園になっています。6月中旬の今は紅白の睡蓮が鮮やかに咲いていました。

北川村「モネの庭」マルモッタンの森の小路

池の周りには複数個所のフォトスポットがあり森の小路を抜けて移動します。

北川村「モネの庭」マルモッタンの睡蓮と太鼓橋

絶対撮るべき「睡蓮と太鼓橋」

藤の時期は太鼓橋が紫色に包まれてさらに綺麗でしょうね。

北川村「モネの庭」マルモッタンの青い睡蓮

モネが夢見た「青い睡蓮」

モネも開花させることができなかった熱帯性の青い睡蓮をここ北川村でみることができます。2022年6月14日に1輪目が開花したそうで見ることができてよかった-。

<睡蓮の見ごろ>
熱帯性の睡蓮(青色)  6月下旬~10月下旬
温帯性の睡蓮(赤白など)4月下旬~10月下旬
見頃時間10~13時(午後には花が閉じてしまうので午前中がおすすめ)
※開花情報は公式HPかブログにアップされますので要チェック!

北川村「モネの庭」マルモッタンの青い睡蓮

時間を忘れ、ただただ景色に見惚れてしまいます。
モネもこんな感じで眺めていたのでしょうね・・・。
実際、人気の撮影スポットなのでゆっくり撮影するには難しいポジションでした(笑)

<遊びの森~ボルディゲラの庭編>
北川村「モネの庭」マルモッタンの地中海のボルディゲラ

モネはルノアールとの旅行で訪れた地中海リヴィエラ海岸の街・ボルディゲラの風景を気に入り30点以上もの作品を描き残しています。その作品をモチーフに2020年新エリアとして「ボルディゲラの庭」が誕生!

水の庭からボルディゲラの庭へ

水の庭からボルディゲラの庭へ向かいます。

遊歩道のメタセコイヤの木立が涼し気ですね♪

北川村「モネの庭」マルモッタンの遊びの森
北川村「モネの庭」マルモッタンの遊びの森

こどもも大人も楽しめる「遊びの森」

滑り台やブランコ、丸太でできた平均台など子供向けの木製のアスレチック型遊具がありました。
童心に帰って大人でも遊びたくなりますよ(スタッフ和田)

北川村「モネの庭」マルモッタンの遊びの森

森の中にはこんな素敵な場所もありました♪西洋風のあずまやで一休みも◎

ボルディゲラの庭

ボルディゲラの庭に到着

園内のあちこちにキャンパスが立てられていました。
モネの視点の絵の世界を想像しながら景色と対比するのも楽しい見方ですね。

ボルディゲラの庭の多肉植物

多肉植物の大きさにびっくり!

色々な種類のヤシの木や巨大な多肉植物などメリハリのある地中海の世界観と、水の庭同様にゆずなど高知の植栽も融合し他にはない独特な景観を作り出しています。

リヴィエラの小屋

遠くに太平洋が見える週末限定カフェ

小高い丘の上に立つ赤いレンガ屋根の建物「リヴィエラの小屋」。
テラス席から見る庭越しの太平洋の遠望は素晴らしく、まるで外国旅行に来た気分になりました♪人気席なので座れないこともしばしばですが・・・。カフェご利用の方は営業日を確認してから来てくださいね。

リヴィエラの小屋からの海

小屋までのアプローチからも海が見えますよ。

自然の森遊歩道へ向かう高台

自然の森遊歩道へ向かう高台からの風景

北山村の自然を借景して作られた庭を見ていると、実際のボルディゲラにも行ってみたくなりました!

自然の森遊歩道へ向かう高台

独特な風景なので撮影するのも楽しいです!(カメラマン和田)
以上、モネと一緒に地中海旅行に来た気分になるボルディゲラの庭でした。

<カフェ・ショップ~おまけ花の庭編>
北川村「モネの庭」マルモッタンのエントランスブリッジ

緑に覆われたアーチのエントランスブリッジ

お庭散策を楽しんだ最後は、お土産物を選びに行きましょう

ギャラリー・ショップ

ギャラリー・ショップ

2Fはモネの複製絵画やモネの庭の写真が飾られたギャラリースペース、1Fにはモネ関連のグッズや高知のお土産が販売されています。

ギャラリー・ショップ

モネの名画バックやジャンプ傘などモネ関連グッズがいっぱいです

ギャラリー・ショップのお土産

北川村のお土産なら柚子を使った人気の「ゆず農場の12ヶ月」シリーズがおすすめ

ギャラリー・ショップの展望デッキスペース

ギャラリー棟を出ると展望デッキスペース出ました。

ギャラリー・ショップの展望デッキスペース
カフェ「モネの家」

カフェ「モネの家」でモネのレシピを♪

高知の地元食材を使ったメニューに加え、なんと料理好きなモネのレシピを活かしたメニューもあるそうです。ぜひお店の方に聞いてみてくださいね。
営業時間/9:00~17:00(LO 16:30)
ランチタイム/11:00~16:00(LO 15:00)
休業日/毎週火・金曜日、12月1日~2月末日(休園日)
席数/44席(1階)、50席(2階・団体専用)、テラス席(晴れの場合は使用可能)
お問い合わせ/tel. 0887-32-1233

手作りパン工房

モネの家に併設されている焼き立てパンの「手作りパン工房」です

土佐クラフトビール

土佐クラフトビールの3種類が目を引きますね。
道の駅などで販売されていますのでこちらもお土産におすすめです。

手作りパン工房
手作りパン工房

ゆずボールとゆずあんぱんを購入!

食パン生地にゆず皮のみじん切りを練りこんだ「ゆずボール」、北川村のゆずジャムと粒あんを混ぜ合わせた「ゆずあんぱん」。どちらもゆずの風味がふんわりしていて美味しかったですよ♪せっかくなので柚子ジュースも添えてみました!まさに柚子づくし(笑)
※写真は柚子ボールです

展望デッキ下の「花の庭」

展望デッキ下には「花の庭」が広がっています。

展望デッキから眺める「花の庭」は、季節ごとの花々が園内を彩り、パレットの色合わせのような配色の草花が楽しめます。

モネの庭レポートはいかがでしたか?
花の庭や自然の森遊歩道などまだまだ見どころはありましたが、盛りだくさん過ぎて回り切れませんでした(笑)
来られる際は、半日から丸1日は予定を組んで訪れてくださいね。
また行きたくなる、たっぷり1日楽しめるお勧めのスポットでした。

MAP

基本情報
交通 JR高知駅から車で約80分、高知空港から車で約60分
駐車場 あり(約100台収容/無料)
開園時間 9:00~17:00(最終入園16:30)
休園日 6~10月:第1水曜日
12月1日~2月末日:全日休園
住所 高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
TEL 0887-32-1233

※基本情報は2022年7月時点の情報です。詳細は公式HPでご確認ください。