公開日:2022.07.16
高知旅行で室戸まで行ったら必ず訪れたいグルメスポットと言えば、室戸キンメ丼が人気の土佐料亭「料亭花月」です。高知龍馬空港から車で約80分、JR高知駅から車で約100分の場所にあります。
駐車場は店の斜め向かいにある第一駐車場が4~5台、店へ向かう上り坂の手前に第二駐車場が6~7台程。第二駐車場は大型バスが1台すっぽり入る大きさです。
※写真は店の前の第一駐車場
室戸キンメ丼を提供しているお店は、室戸市内で8店舗。室戸の観光地も合わせてこちらの「室戸キンメマップ」で確認することもできます。
店に入るとまずは靴を脱いで下駄箱へ、すぐ横の階段から2階へ上がります。2階は畳に椅子・テーブル席で約40席が並んでいました。壁には珍しい魚拓がズラリと並びます。
食事をする前に、特別に金目鯛を見せていただきました。室戸沖で今朝とれた綺麗な魚です。キラキラした金目鯛はずっしり重かったです。
<ここで室戸の金目鯛・豆知識>
高知県の金目鯛漁獲量は全国第4位。(因みに、1位は静岡県)
室戸沖は高知県の金目鯛漁獲量の約8割を占めていて西日本第一位。
室戸産の金目鯛は、漁場が近いので日戻り漁が可能。だから鮮度が◎
室戸の漁港に水揚げされた金目鯛を室戸周辺の店で食べるので、高級魚なのに安くて新鮮なんですね!
こちらが、一番人気の室戸キンメ丼。店主に聞いた話では、「室戸キンメ丼」と呼ぶためにはいくつかの定義があるとか。
①室戸沖で獲れた金目鯛を使う
②金目鯛の照焼と地魚の刺身をのせる
③各店独自の金目鯛のダシをつける
④具材は高知県産にこだわる
⑤価格は1,700円(税込)とする(2022年6月時点)
ダントツ人気の料亭花月「室戸キンメ丼」は、室戸産金目鯛の照焼、季節の地魚刺身(この日はハマチでした)、お漬物、金目鯛のお吸い物、金目鯛の出汁が付きます!
『室戸キンメ丼の食べ方』
①まず室戸の旬の地魚の刺身をいただき、素材を楽しむ。
②次に室戸産金目鯛の照焼をほおばる。
③最後に、熱々の金目鯛の出汁をかけてキンメ鯛茶漬けで締める。
おすすめの食べ方ですが、お好みでどうぞという事でした。
母娘の高知旅行と言えば、やっぱりグルメですよね。お待ちかね、いただきまーす♪
おすすめの食べ方通り、まずは地魚の刺身、次に金目鯛の照焼をいただきます。
これがセットで付いてくる「金目鯛のダシ」です。あまりのおいしさに勢いよく丼ぶりで全部食べてしまいそうになりますが、金目鯛とご飯を少し残しておくのがコツです。そこに熱い金目鯛の出汁をかけて茶漬けにして食べると、金目鯛のダシや脂がサラッと入ってきます。丼にのっていたワサビを少し混ぜれば照焼の甘辛いたれとの相性も抜群。名古屋のひつまぶし、室戸のキンメ丼と言った感じでしょうか。
料亭花月では、室戸キンメ丼以外にも人気メニューがあります。そのひとつ、キンメ丼の金目鯛の照り焼きが2倍の量が入った「ダブル照焼キンメ丼」。生魚が苦手な方でも、金目鯛を存分に楽しめるメニューです。このメニューもサイドメニューに金目鯛の出汁や吸物が付きます。
続いての人気メニューは、金目鯛の刺身と金目鯛の照焼がのった丼ぶりに金目鯛の出汁や吸物が付いた、その名も「オールキンメ丼」。とにかく金目鯛を楽しみたい方におすすめです!
高級魚の金目鯛を使った室戸キンメ丼、想像以上に美味しくて大満足でした!
料亭花月は、龍馬パスポート取扱い店です。室戸キンメ丼を注文するとパスポートにスタンプを押してくれるのでお会計の際にはご提示をお忘れなく。
料亭花月の斜め向かいにある「釜めし 初音」も室戸キンメ丼の提供店です。今回は営業時間外で(あとは、お腹いっぱいで)食べる事ができませんでしたが、場所は把握しました。次に室戸方面に行くときは食べに伺います!
MAP
交通 | 高知龍馬空港から車で約80分、JR高知駅から車で約100分 |
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営業時間 | 11:00~14:00、17:00~20:00 |
定休日 | 不定休 ※事前の確認と予約をおすすめします |
駐車場 | あり(普通車約10台) |
住所 | 高知県室戸市室津2586 |
TEL | 0887-22-0115 |