＜牧野富太郎博士ゆかりの地を巡る＞西部の越智（トレッキング編）｜高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

今回は牧野富太郎博士の足跡を訪ねながら西武の越智をトレッキングで巡るモデルコースをご紹介します。

宮の前公園

仁淀川のほとりにある宮の前公園は約200本の桜が植えられ、毎年3月下旬に満開を迎えます。
またコスモスの名所としても知られ、季節には約2.5ヘクタールの畑に約150万本のコスモスが咲き誇り、佐川町内外から多くの人が訪れます。

横倉山自然の森博物館

横倉山を通じて牧野富太郎が愛した珍しい植物や越知の歴史を学ぶことができる博物館です。
世界的な建築家、安藤忠雄によって自然の森をコンセプトとして設計され、横倉山の自然と調和した洗練された建物も魅力。
横倉山の周辺ではアカガシの原生林や多くの希少植物が残ります。若き日の富太郎博士もこの植物の宝庫である横倉山に通っていたそうです。

館内展示室の一角には牧野富太郎が命名した植物やフィールドワークを学べるコーナーがあります。
横倉山に魅せられ、熱心な研究を続けた彼の面影がうかがえます。
富太郎博士ゆかりの植物：ジョウロウホトトギス、ヨコグラックバネ、ヨコグラノキ

横倉宮

横倉山の駐車場に車を止め、徒歩で散策を楽しみましょう。ただし、ここからは険しい山道も含まれるので山の準備もお忘れなく。
山頂へ向かって約45分ほど歩いていくと安徳天皇を祀る「横倉宮」に到着です。社殿裏には牧野博士が日本で初めて発見し、命名した「ヨコグラノキ」の基準木があります