日高村オムライス街道｜高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

日高村オムライス街道

高知市内から車で約40分、人口約5,000人の日高村。
村長のオムライス好きから始まった村おこし企画が「日高村オムライス街道」でしたが、今となっては高知県民だけでなく、国内・海外からも旅行者が訪れる立派な企画に。そんな、「日高村オムライス街道」をご紹介します。
オムライス街道に参加している9店舗は、次の3つのおいしい約束をしています。

【オムライス街道のおいしい約束3ヶ条】
1．日高村のトマトを使います
2．できるだけ地場の野菜を使います
3．食べるみんなを笑顔にします

期待でワクワクしちゃいますねー。
今回は、日高村の真ん中を通る国道33号線沿いにある3店舗に突撃ランチしてきました！
まずは、こちら「レストラン高知」からスタート。

レストラン高知の店内へ

それでは店内に入ってみましょう。

昭和感を漂わせるインテリアがお店のこだわりを感じさせます。
オムライスを待っている間、店内の雰囲気も楽しめそうですね。

南国土佐のオムライスセット

オムライススタジアム全国大会の準グランプリと、ふるさと賞をダブル受賞したこともある人気の「南国土佐のオムライスセット」をオーダー。
石焼ビビンバでよく見かける石鍋で出てくるので、半熟トロトロ卵の下に隠れるトマトピラフが焼けて、香ばしい香りが食欲をそそります。

あっつあつのトマトピラフに、半熟トロトロ卵と濃厚なケチャップを絡ませて、いただきまーす！
シンプルにトッピングのトマトがとても甘い！そして旨い！！

トマトがとても甘いのはそれもそのはず、糖度が7.0以上もあり、イチゴの糖度平均値と同じことから「シュガートマト」と呼ばれています。
フルーツトマト発祥の地である高知県内に40種類以上あるトマトブランドの1つ、日高村産「シュガートマト」が特別なオムライスに変身させています。

めだか池ギャラリー「噂のソフトクリン」

高知レストランに隣接し、草屋根にレンガの外壁が特徴の「めだか池ギャラリー」という雑貨屋さんがコチラ。

店内では食後のデザートとして人気の「噂のソフトクリン」が販売されています。（1個300円）※2021年7月現在
アイスクリンとソフトクリームを組み合わせたネーミングの通り、少しサクッとした食感なのにくちどけが良く、すっきりとしたコーヒー味。
この「噂のソフトクリン」だけを目当てで訪れる人も少なくないようです。

村の駅ひだか内に併設「とまとすたんど」

続いて、2店舗目「とまとすたんど」をご紹介。
村の駅ひだか内にあるオムライスとカフェが楽しめるお店です。

種類豊富なオムライスメニュー

オムライス街道の名にふさわしいオムライスの数々！今回は定番の「とまとオムライス」をオーダー。
全て値段が一緒なので、どのオムライスにするか迷ってしまいますね。
もしハーフサイズがあれば、「とまとチーズオムライス」も食べたかったな～。

可愛らしい雰囲気の店内

カフェも楽しめるとあって、店内はご覧のとおり、可愛らしい雰囲気♪
店内すべてカウンター席になっています。

トマトたっぷり「とまとオムライス」

それでは、「とまとオムライス」いただきまーす！
日高村産の採れたて野菜がたっぷりのオムライスには、濃厚なトマトソースがかけられています♪

甘み6：酸味4の比率といったところ。こだわりのトマトソースが絶妙にうまい！
野菜もたっぷりとれるので、特に女性の方には嬉しい一品ではないでしょうか？

お帰りにはお買い物もどうぞ

村の駅ひだか内には、新鮮な野菜や果物など数多く販売されています。オムライスを食べた後に是非のぞいてみてください♪

また、隣接している「ムラカフェひだか」というお店でもオムライスを食べることができます。
今回は定休日で食べることはできませんでしたが、2店舗とも営業日ならオムライスをハシゴすることが可能。
お腹に余裕があれば、是非チャレンジしてみてください（笑）

カフェレスト「マンマ亭」

最後にカフェレスト「マンマ亭」をご紹介。
長く地元の人たちから愛され続けている雰囲気を感じますね。

店前にある手作り感のあるブルーのかわいい看板が、オムライス街道に参加しているお店の目印。
駐車場は、店前に約10台のスペースがあります。

店主自慢のコレクション

店内に入ってすぐ右手のガラスケースには、店主自慢のコレクションがズラリ。
矢沢永吉グッズが多いことに、皆さんお気づきでしょうか？
店主の髪型はリーゼントかな？ロックンロールなオムライスが出てくるのかな？と色々妄想しながらテーブル席へ。

矢沢イズムを感じさせる店内

スッキリした店内は、壁や床面が木目調で温かみがあり、落ち着ける雰囲気。
15時頃に入店したので、空いてました。

店内見回すと、サイン付きの矢沢永吉ポスターが飾ってありました。
もしかしたら、これが一番自慢のコレクションかもしれませんね。

壁に貼ってあるメニューには、矢沢イズムを感じさせる料理名がチラホラ。
今回は「トマトの神様が食べたオムライス」をオーダー。サラダとスープ付きで830円です。（2021年7月現在）
※土曜・祝日はオムライスが完売する場合あり
※予約不可

トマトの神様が食べたオムライス

チキンライスの上に、プリップリのオムレツが乗っている状態でオムライスが出てきましたー。

ケチャップは自分の好みでかけるセルフサービス。トマトが大好きなので、ケチャップはたっぷり目にかけちゃいます。

ナイフを手に取り、水風船のようにプルプル揺れるオムレツにゆっくり入刀していくと、あっつあつのドロッとした卵がチキンライスをやさしく包み込んでいきます。
ロックンロールとは真逆のやさしい卵と濃厚なケチャップに、程よい甘みと旨みのチキンライスが合わさって、本当に美味しかったー。

料理名にも入っているトマトの神様はレジ横に鎮座されており、こちらのお店では「830の神様」と言われています。
830の数字は、8（ヤ）3（ザ）0（ワ）の語呂合わせです。
YAZAWAファンである店主の影響をしっかり受けているようですね（笑）
参加している他店舗にもお店のカラーに染まったトマトの神様が鎮座しており、トマトにおいしい魔法をかけてくれるそうです。

日高村オムライス街道は、浅尾沈下橋や安井渓谷など周辺の観光地に行く途中、またはお帰りにでも立ち寄るのがオススメ！