小豆島お遍路八十八ヶ所霊場めぐりに必要な準備・道具をご紹介します。

お遍路の道具と服装に関して、特に決まりはありません。
最初からすべてを揃える必要はありませんが、菅笠・白衣・輪袈裟・金剛杖・納経帳のご用意をおすすめします。
動きやすいようできるだけ軽装にし、靴は履きなれたスニーカーがよいでしょう。

巡礼に必要な道具・服装

巡礼に必要な道具・服装イメージ
輪袈裟
袈裟を簡略したもので、首からけて使用します。食事とトイレの時は取り外すようにします。
金剛杖(こんごうづえ)
お大師様の分身と考えられ、歩き遍路では支えになります。杖をもって巡礼することはお大師様と同行していることであり、お遍路では必ず持ち歩くものです。また、橋の上では、杖をつかないようにしましょう。
さんや袋(さんやぶくろ)
頭陀袋(ずたぶくろ)ともいいます。ローソクや線香、納経帳、経本などを巡礼に必要なものを入れるためのカバンです。
地下足袋(じかたび)
お遍路さんの代表的な履物で、足にフィットするものが良いとされています。
菅笠(すげかさ)
巡礼している道中、日差しや雨をよける役割がある。風通しもよく、夏場や歩き遍路には必須といえるものです。
白衣(はくえ)
服装は自由ですが白衣は、お遍路さんの正装といえ心を清め巡礼する身を引き締めるものです。様々なタイプのものがあり、御朱印を白衣にいただくものもあります。
手甲(てっこう)
日差しや、寒さなどを防ぐものです。また、怪我から守る役割もあります。
念珠(ねんじゅ)
数珠とも呼ばれる、複数の珠に紐を通し輪にしたものです。手を合わせたところにかけ参拝します。首からかけてはいけません。
脚絆(きゃはん)
膝から下のすねを覆い、怪我などから守ります。お遍路さんの正装といわれ、手甲とセットで使う人が多いです。

その他携行品

納経帳(のうきょうちょう)

参拝したという「しるし」としていただく御朱印受ける帳面。

小豆島旅行

納札(おさめふだ)

住所、氏名、年齢を記入したお札を納めます。何枚も書かないといけないので事前に用意しておくとよいでしょう。

小豆島旅行

納経軸(のうきょうじく)

各寺院の納経所で御朱印をいただくための掛け軸。

小豆島旅行

経本(きょうぼん)

札所にて読経する際に、お経が書かれたこの経本を見ながら読経する。暗記した人でも、経本を見ながら読経するようにしましょう。

小豆島旅行

持鈴(じれい)

獣除けや魔除けのために使われていた持ち歩く鈴です。響きのある鈴の音は煩悩を払い、心を清らかにするといわれています。

小豆島旅行

輪袈裟止(わげさどめ)

首からかけている輪袈裟をずれないように止めるもの。

小豆島旅行

準備しておくとよいもの

ローソク、線香、ライター

お寺でも購入することはできますが、事前にいくつか用意しておくとスムーズに回ることができます

小豆島旅行

お遍路道案内図

小豆島霊場会が発行している、詳細な道や近隣の店や宿が載っている地図です。とても分かりやすいので是非購入することをお勧めします。

小豆島旅行

飲み物

気温が高い日や、歩き遍路はこまめな水分補給が必要となります。常にきらさないように注意してください。

小豆島旅行

虫よけ

夏場や、山道を歩く際などアブやハチ、蚊が多いので持っていくとよいでしょう。

小豆島旅行

絆創膏や薬類

歩き遍路の場合、足に豆ができることもあるので消毒液と絆創膏はあると便利です。

小豆島旅行

お遍路ツアー

  • 観光タクシーでまわる
  • マイクロバス