ビーウェーブのスタッフが添乗した新富士駅集合の富士宮ルート・バスツアーのレポートをご紹介します。

富士登山現地レポート

士登山現地レポート

過去に行われた富士登山ツアーの
現地レポートをご紹介します!

最短ルートで登る富士山剣ヶ峰登頂ツアー(富士宮ルート)添乗レポート

公開日:2026.1.2

宝永火口にてガイドと添乗員

って分かった!
富士宮ルートは最高の登山ルート

こんにちは!ビーウェーブの富士登山ツアー企画担当、和田です。 今回は、2025年7月19日〜20日に実施した「最短ルートで登る富士山剣ヶ峰登頂ツアー(富士宮ルート)」の添乗レポートをお届けします。
ビーウェーブとして初挑戦となったこのルート。これまでは吉田ルートを中心に、王道の「山頂ご来光」や「ゆったり2泊」など様々なプランを展開してきましたが、企画4年目となる今年、ついに富士宮ルートへのチャレンジを決めました!
一般的に富士宮ルートは、「山頂までの距離が短い」「駿河湾の絶景が見える」というメリットがある一方、「急勾配で体力的にはハード」「山頂に行かないとご来光が見えづらい」といった声もあります。
しかし!実際に登ってみて確信しました。 「富士宮ルートは、実は最高に魅力が詰まったコースである」ということを。
今回のレポートでは、その魅力を120%引き出すためにこだわり抜いた「ビーウェーブ流」の行程とともに、現地のリアルな様子をたっぷりご紹介します!

SONYNEX6

回はこのカメラで撮影しました!

今回は、私の愛機であるミラーレス一眼「SONY NEX-6」も一緒に富士山へ。 実は、私が添乗するツアーでは、皆様の登山風景を撮影させていただく特別なサービスを行っています。
登山中は登ることに必死で、ゆっくりカメラを構える余裕がなかったり、どうしても風景写真ばかりになって自分の姿が残らなかったりするもの。 そこで、私が皆様の「挑戦の記録」をしっかり写真に収めます!
撮影したデータは、ツアー終了後に画像共有サービスにてプレゼント。「自分たちがこんなに頑張っていたんだ!」と、帰宅後も思い出を鮮明に振り返っていただけるはずです。
レポートに掲載する写真の多くは、このカメラで撮影したものです。

新幹線で快適に♪全国から新富士に集合!

新富士駅の看板と富士山

東海道新幹線の新富士駅よりツアーはスタートします。新富士駅の看板の下にはちょうど富士山が顔を出していました。「これからあの頂を目指すんだ!」と新幹線を降りた瞬間から思えた瞬間でした。

清観光バスの中型バス

9:20新富士駅富士山口に集合

新富士駅の富士山口にあるロータリーからバスは出発します。富士宮口五合目までの乗車時間は短く、およそ1時間30分ほどで到着します。

※出発前にこれだけは注意!富士宮口五合目には昼食を買う場所がございません。ご用意がない方は新幹線を降りてから駅の売店で購入してからください。

バス車内での登山講習

バス車内での「プチ登山講習」からスタート!

新富士駅から富士宮口五合目へ向かうバス車内。この移動時間も、ビーウェーブのツアーでは大切な「登山の準備時間」です。 担当ガイドから直接、富士登山の心得やコツを伝授するのですが、なかでも強調されるのが「皆さん!絶対に寝ちゃダメですよ!」という意外な案内です。
実は、これも大切な高山病対策のひとつ。 バスは「富士山スカイライン」を一気に駆け上がり、標高約2,400mの五合目までわずかな時間で到達します。この急激な高度変化に体を慣らすためには、寝て呼吸が浅くなるのを防ぎ、意識的に深呼吸を繰り返すことが重要なんです。
ガイドさんの興味深いお話を聞きながら、体もしっかりと標高に馴染ませていく。そんな有意義な時間を過ごしているうちに、バスはあっという間に五合目へ到着しました。

五合目~六合目

富士宮口五合目のバス駐車場

11:15富士宮口五合目に到着

富士宮口五合目に到着しました。ここで持ってきたお弁当やおにぎりを食べて各自準備を行います。ビーウェーブのツアーでは登山に不要なお荷物はバスに置いておくことができるのも嬉しいポイントです。

羽田明史ガイド

今回ガイドを務めていただいたのは、富士宮口ガイド組合に所属する羽田明史(はねだ あきふみ)さんです。
羽田さんは、ビーウェーブが富士宮ルートのツアーを立ち上げる際、企画段階から多大なるご協力をいただいた、いわばこのツアーの「立役者」です。かつては吉田ルートでも活躍されていましたが、富士宮ルートの奥深さに魅せられ、現在は同ルートを専門とする「富士宮ルートのエキスパート」。その実力は、ガイド組合の仲間からも一目置かれるほどです。
今回のツアーに向け、羽田さんとは事前オンライン説明会を開催するなど、二人三脚で準備を進めてきました。そして初開催となったこの日、満を持して羽田さん自ら先頭に立って導いていただけることになりました。

富士宮ルートの入山証明

【重要】2025年からの新ルール:
事前登録と入山料について

五合目に到着してまず行うのが、今年から導入された新しい入山手続きです。 2025年より、富士宮ルートを含む静岡県側の登山道では、「事前登録」と「入山料(4,000円)」の納付が義務化されました。
ビーウェーブのツアーでは、当日スムーズに登山を開始できるよう、お客様ご自身での事前登録をお願いしています。

・公式アプリ「静岡県FUJI NAVI」をインストール
・ルート・日程を選択し、入山料を支払い
・ルール・マナーを学ぶeラーニングを修了

これらを完了すると発行される「入山証(QRコード)」が、いわば富士山の通行手形となります。

五合目の受付でこのQRコードを提示し、いよいよ登山開始です!事前の準備があるからこそ、現地の混雑に巻き込まれることなく、気持ちよく一歩を踏み出すことができました。

富士宮ルート五合目

12:00五合目~六合目

いよいよ登山開始!まずは最初の目的地、六合目を目指します。 標準タイムは約30分。吉田ルートのゆるやかな出だしとは対照的に、富士宮ルートはいきなり「これぞ登山!」という斜面が立ちはだかります。
でも、どうぞ驚かないでください。どのルートを選んでも、いずれは同じ高さまで登るんですから。最初に少し頑張っておくだけですよ!(笑)
今夜の宿、九合五勺の「胸突山荘」までは、ここから約6時間〜6時間30分の道のり。 正直、初心者の方には「そんなに登れるの?」と不安に思えるタイムかもしれません。実は私も、実際に登るまではそこが一番の懸念でした。
でも、一歩踏み出して気づいたんです。「あ、これは案外いけるかも?」ということに。その理由は……レポートを読み進めていくうちに分かりますよ!

富士宮ルート 五合目~六合目

参加者の皆さんで一枚。「元気なうちにいっぱい笑顔をおさめたい!」添乗員の私も先頭に出て、写真を撮らせていただきました。ご協力ありがとうございました。

富士山みはらしのコインロッカー

12:30六合目に到着

五合目を出発してほどなく、あっという間に六合目へ到着です。 実は、富士宮ルートには「五合目よりも六合目でしっかり休むべし」という重要なポイントがあります。
というのも、五合目には現在レストハウスがなく(2021年の火災により焼失)、プレハブの簡易施設のみとなっています。そのため、「それなら六合目まで登ってから、腰を据えて休む方が体力的にも精神的にもリラックスできる」というのが、ガイドの羽田さん流のアドバイス。
ここ六合目には「雲海荘」と「宝永山荘」の2軒が並んでおり、飲み物の購入はもちろん、温かい食事をとることも可能です。ビーウェーブのツアーでも、この六合目での休憩時間を他の休憩箇所よりも長めに設定し、これからの本格的な登りに備える行程にしています。

富士宮ルート 六合目からの景色

見てください、この開放感!六合目に到着して振り返ると、そこには駿河湾と伊豆半島のパノラマが広がっていました。これこそが富士宮ルートを登る醍醐味。さっきまでの疲れも吹き飛ぶような絶景です。

六合目~新七合目

富士宮ルート 六合目

12:50六合目~新七合目

しっかりと体を休ませて、六合目の山小屋を後にしました。ここからが本格的な登山のスタートと言えるでしょう。道のりは長いですが、羽田ガイドのリードの元、一歩ずつ着実に山小屋を目指していきます。

富士宮ルートから見える宝永火口

六合目を出発してしばらくすると、右手に巨大な『宝永火口』が姿を現します。その圧倒的なスケールと、眼下に広がる街並みのコントラストはまさに絶景!この景色が見え始めると、急な登りの疲れも一瞬忘れてしまいます。

富士宮ルートから望む箱根連山

雲海の上にポッカリと浮かぶ山々。皆さん、これがどこか分かりますか?
ガイドの羽田さんから「あれが箱根山ですよ」と教えていただくと、参加者の皆さんからも「おぉ〜!」と大きな歓声が上がりました。
眼下に広がる駿河湾、間近に迫る巨大な宝永火口、そして遠く雲海に浮かぶ箱根の山。 富士宮ルートは、実はどのルートよりも「高度感」と「景色の変化」をダイレクトに楽しめる贅沢なコースなのだと、この絶景が証明してくれていました。

富士宮ルート 新七合目御来光山荘

13:50新七合目に到着

六合目を出発してちょうど一時間。ようやく七合目に到着!と思いきや、実は富士宮ルートには『新七合目』と『元祖七合目』の2つがあるんです。昔の五合目がもっと下にあった頃の名残だそうで、ガイドの羽田さんから『ここを過ぎても、まだもう一つ七合目がありますからね!』と教わり、皆さん苦笑い。でも、こうした歴史を知ると登山がより深く楽しめますね。

詳しく解説~なぜ2つの「七合目」があるのか~
かつて富士宮口の五合目はもっと低い場所にありましたが、道路(富士山スカイライン)が開通したことで、現在の高い位置(標高2,400m付近)に新しい五合目が作られました。
その際、標高に合わせて合目が見直された結果、以下のような現象が起きました。
新七合目(御来光山荘): もともとは「六合目」にあった山小屋でしたが、五合目の位置が上がったことに伴い、新しく「七合目」に繰り上げられました。
元祖七合目(山口山荘): 昔から「七合目」として存在していた山小屋です。下にある山小屋が「七合目」を名乗ることになったため、「こちらが本来の(元祖)七合目である」という意味を込めて「元祖」と付くようになりました。

名称 標高 六合目からの目安時間
新七合目 標高2,780m 約60分
元祖七合目 標高3,010m 約110分(新七合目から約50分)
手作りおにぎり

登山の基本は、こまめなエネルギー補給! 新七合目に到着したところで、私も自宅で握ってきた本日2個目のおにぎりを投入します。
中身は、夏場の登山でも安心な梅干し入りの「ゆかりおにぎり」。 標高2,780m、雲海を眺めながら頬張るおにぎりの味は、まさにこの瞬間の私にとって、最高のご馳走です。しっかりチャージして、次の「元祖七合目」を目指します!

ソールが剥がれた登山靴を結束バンドで処置

【要注意】富士山あるある?登山靴のトラブル

登山中、参加者の方にハプニングが発生。なんと、登山靴のソール(底)がパカリと剥がれてしまいました。
実はこれ、富士登山では非常によく見かける「あるある」なトラブルです。 原因の多くは、長期間保管していたことによるソールの経年劣化(加水分解)。見た目が綺麗でも、いざ富士山の過酷な岩場を歩くと、その負荷に耐えきれず剥がれてしまうのです。
今回はガイドの羽田さんがお持ちだった結束バンドで応急処置を行い、なんとか事なきを得ました。

これから登山をされる皆様へ
数年ぶりに靴を出す方は、事前にソールを強く引っ張ってみて確認するか、ショップで点検を受けることを強くおすすめします!万が一の時のために、ガムテープや結束バンドをザックに忍ばせておくと安心ですよ

新七合目~元祖七合目

富士宮ルート 新七合目~元祖七合目

14:15新七合目~元祖七合目

新七合目でエネルギーをチャージした後は、次なる目的地「元祖七合目」を目指します。
ここからはいよいよ標高3,000mの大台に突入! 一歩ごとに空気が薄くなっていくのを感じるエリアですが、不思議と足取りは軽やかです。その理由は、ガイドの羽田さんとの楽しいおしゃべり。富士山の地形の話から、ちょっとした登山のコツまで、興味深い話題が尽きません。

深呼吸

標高が上がり空気が薄くなってくるため、こまめに「深呼吸タイム」をはさみます。
「胸を大きく開いて、しっかり吸い込みましょう!」と羽田さん。 疲れとともに浅くなりがちな呼吸を、意識的に整えていきます。こうして定期的に酸素を体に取り込むことが、高山病を予防し、元気に登り続けるための大切な秘訣です。

富士宮ルート 元祖七合目

15:15元祖七合目に到着

深呼吸を繰り返しながら岩場を登り切り、ついに標高3,010mの「元祖七合目・山口山荘」に到着しました! 新七合目を出発してから約1時間40分。 酸素の薄さを感じ始める高さですが、ガイドの羽田さんのリードもあり、全員無事にたどり着くことができました。
ここ元祖七合目は標高3,010m。今夜の宿となる九合五勺「胸突山荘」の標高は約3,590mですので、ここからさらに約580mの高さを登ることになります。
時刻は15:40。ここから山小屋までは、八合目、九合目を経て約2時間半〜3時間の道のりです。 夕暮れが近づく中、いよいよ空気の薄さと本格的な岩場に挑む後半戦が始まります。果たして全員で無事に山小屋へたどり着けるのか……気を引き締めて、いざ出発です!

元祖七合目~八合目

元祖七合目~八合目

15:30元祖七合目~八合目

元祖七合目から八合目までの最後の岩場。足元に気を付けながらゆっくりと登っていきましょう。

富士宮ルート 八合目 池田館

16:30八合目に到着

標高3,250mの八合目、池田館に到着しました。
時刻は17時前。日中の強い日差しが和らぎ、周囲を渡る風が一気に冷たさを帯びてきました。ここまで登ってかいた汗が、立ち止まると一瞬で体温を奪っていきます。
「ここからは汗冷えに注意ですよ。すぐに一枚羽織りましょう!」 羽田さんのアドバイスを受け、皆さんも急いで防寒着を手に取ります。

八合目~九合目

富士宮ルート 八合目~九合目

16:40八合目~九合目

標高3,250mの八合目を出発し、ゴツゴツとした岩や砂が混じった急坂を登っていくと、突如として視界に「白い鳥居」が現れます。
ただの景色として見過ごしてしまいそうなこの白い鳥居。実は、富士山が女人禁制だった時代の『結界』の名残なのだそうです。今では誰もが通れるこの場所も、かつては強い祈りと覚悟が必要な境界線だった。そう思うと、一歩一歩の重みが変わってくる気がします。
現在は、山頂にある「浅間大社奥宮」へと続く神聖な入口としての役割も持っています。この鳥居をくぐれば、九合目はもう目の前。空の青さがより濃くなり、いよいよ「天空の世界」へと足を踏み入れていきます。

富士宮ルート 九合目 萬年雪山荘

17:30九合目に到着

標高3,460mの九合目「萬年雪山荘」に到着しました。 宿泊地の九合五勺までは、時間にしてあと40分ほど。 いよいよゴールが見えてきたこの場所で、私はあることに気づきました。
「……頭が痛くない!」
実は私、これまでの吉田ルートでの経験では、この標高になると必ずと言っていいほど高山病の症状(頭痛)が出ていました。ところが今回は、それが全くないのです。
その理由は、意外にも富士宮ルートの「急勾配」にあるのではないか、と気づかされました。 傾斜がきつい分、一歩一歩の負荷が大きく、無意識のうちに「はーっ!」と強く息を吐き出す深い呼吸になっていたのです。
さきほど「深呼吸が大切」とお伝えしましたが、富士宮ルートはその険しさゆえに、意識せずとも高山病対策に理想的な呼吸をさせてくれていたのかもしれません。これは、実際に登ってみて初めて気づいた、富士宮ルートの「隠れた魅力」でした。

萬年雪山荘の売店

九合目に位置する「萬年雪山荘」は、富士宮ルートで最大の収容人数(約250名)を誇るマンモス山小屋です。その規模に合わせて、売店や食堂の充実ぶりも目を見張るものがあります。
売店を覗いてみると、まるで下界のコンビニのような品揃え! 行動食の定番であるチョコレートやスナック菓子はもちろん、替えの靴下やちょっとした小物まで、登山者にとって「あると助かる」アイテムが並んでいます。
ずらりと並んだ赤い提灯の明かりは、標高3,400m超の厳しい環境の中で、登山者の心をホッと和ませてくれる癒やしの空間。
ちなみにこちらの売店や食堂は、宿泊者以外の方も利用可能です。山頂アタック前の最後の補給ポイントとして、あるいは疲れた体を休める休憩スポットとして、多くの登山者に愛される心強い味方となっています。

九合目~九合五勺・胸突山荘到着

富士宮ルート 万年雪

17:40九合目~九合五勺

いよいよ本日の登山のクライマックスです。九合目を出発して間もなく、行く手に白い雪が見えてきました。これこそが、九合目の山小屋の名前の由来にもなっている「万年雪」です。
真夏の強い日差しの下でも溶けずに残るこの雪は、標高3,500m近い極限の世界にいることを改めて実感させてくれます。ふと振り返れば、自分たちが歩いてきた道が遥か下に見え、その高度感に背中を押されるようです。
この万年雪が見えてきたら、あとは気力で登るだけ!疲れもピークですが、「あともう少し!」と声を掛け合いながら、本日のゴールを目指します。

富士宮ルート 九合五勺 胸突山荘

18:20九合五勺・胸突山荘に到着

標高3,590m。本日の宿「胸突山荘」についに到着しました! 五合目を出発してから約6時間20分。皆様、本当にお疲れ様でした!

「なぜ、あえて一番高い場所にある山小屋に泊まるのか?」
胸突山荘は、山頂を除くと富士山で最も高い場所に位置する山小屋です。 1日目の行程は確かに長くなりますが、体力が残っている初日に頑張って高度を稼いでおくことで、翌朝の頂上アタックが圧倒的に楽になるのです。これが、ビーウェーブが九合五勺の宿泊にこだわる最大の理由です。
山頂までわずか40分
標準コースタイムは約40分。 混雑を考慮しても、1時間かかることはまずありません。
剣ヶ峰への最短ルート
富士宮ルート最大の目的である日本最高峰「剣ヶ峰」へ、最も近い場所からスタートを切ることができます。

「明日はもう、すぐそこが頂上」という安心感とともに、今夜はゆっくりと体を休めましょう。
影富士

1日目のフィナーレ!奇跡の「影富士」出現

長く険しい1日目の登山を終え、ホッと一息ついた夕暮れ時。私たちに、思いがけない最高のご褒美が待っていました。
眼下に広がる雲海に、富士山の巨大な影が投影される現象「影富士」です!
ご覧ください、東の空に伸びるこの見事な三角形。日没直前の太陽光が作り出す、神秘的な自然のアートです。 これまで何度も富士山に登ってきましたが、これほどくっきりと大きく広がる影富士に出会えたのは、私自身初めての経験でした。
標高3,590mまで頑張って登りきった私たち全員を、富士山の神様が「よく来たね」と労ってくれたのかもしれません。疲れも一気に吹き飛ぶ、感動的な1日目のフィナーレとなりました。

胸突山荘の夕食

夕食は心もお腹も温まるカレーライス

九合五勺・胸突山荘での夕食は、富士山の山小屋の定番、カレーライスです。
標高3,590mという高地で、水も貴重な厳しい環境。 そんな中でいただくスパイシーなカレーは、冷えた体に染み渡るような美味しさです。富士山の多くの山小屋でカレーは提供されますが、個人的にはこの胸突山荘のカレールーはコクがあって特にお気に入り。
もし夕食だけでは物足りないという方は、食堂で別メニューを注文したり、カップラーメンを購入したりすることも可能です。ただし、ここで私から一つ大切なアドバイスがあります。
それは、「食べ過ぎにはくれぐれも注意!」ということです。
標高3,590mの世界では、気圧の影響で胃腸の消化能力が普段よりも著しく低下します。 勢いよく食べてしまうと、食後に急激に気分が悪くなってしまう方も少なくありません。
私自身がいつも意識しているのは、「少しずつ、よく噛んで味わいながら食べること」。 美味しい夕食を最後まで楽しんで、翌朝の頂上アタックに向けたエネルギーにしましょう。

日没前の九合五勺からの景色

標高が高い場所では、寝ている間に呼吸が浅くなり、血中の酸素濃度が下がりやすくなります。そのため、食後すぐに眠りにつくのではなく、1〜2時間ほど起きて静かに過ごすことで、体を薄い酸素にじっくりと慣らしていくのが、高山病になりにくい大切なポイントです。
小屋の外を覗けば、そこには夕闇に沈む幻想的な雲海が広がっています。「明日は、ついに出発だ」そんな高揚感を落ち着かせるように、ゆっくりと深い呼吸を繰り返しながら、静かに流れる山の時間を楽しみます。
しっかりと体が高度に馴染んだのを確認してから、いよいよ明朝の山頂アタックに備えて、休息の時間に入ります。

九合五勺胸突山荘の代表三井様と

ここで、今回の登山を支えてくださった大切なパートナーをご紹介します。九合五勺・胸突山荘の代表、三井様とのオフショットです!
今回、ビーウェーブとして初めて富士宮ルートのツアーを設定するにあたり、私たちの想いを快く受け入れ、温かく迎えてくださったのが三井さんでした。
三井さんが着ているのは、なんとご自身でデザインされたという山荘オリジナルのスウェット! 「NINE POINT FIVE(九合五勺)」の文字があしらわれたセンス溢れる一着で、三井さんの明るいお人柄と、この山小屋ならではのこだわりが詰まっています。
標高3,590mという厳しい環境にありながら、一歩中に入れば心からホッとできるのは、こうした三井さんの温かいおもてなしがあるからこそ。 素敵なご縁に心から感謝です。三井さん、本当にありがとうございました!

2日目

2日目登山開始!

九合五勺からの夜景

3:00九合五勺~富士宮山頂

九合五勺から山頂までは、コースタイムで約40分。 下の山小屋に泊まるグループが深夜0時や1時に出発していく中、私たちは九合五勺という高所に宿泊しているおかげで、睡眠時間をしっかり確保し、体力を十分に温存した状態で最終アタックに臨むことができます。
「あとたった40分で頂上」という心の余裕は、酸素の薄い過酷なエリアでは何よりの薬になります。

夜間登山の様子

周囲には同じく山頂を目指す登山者たちのヘッドランプが列をなし、幻想的な光の帯を作っています。一歩、また一歩。私たちは日本で最も高い場所にある「鳥居」を目指して、最後の上り坂を慎重に登り進めていきます。

富士宮山頂到着~剣ヶ峰

頂上浅間大社奥宮

3:55富士宮山頂
「浅間大社奥宮」に到着

ついに、標高約3,710mの富士宮口頂上「浅間大社奥宮」へ到着しました! この日は多くの登山者で賑わっており、少しゆっくりとしたペースでの登行となりましたが、九合五勺を出発してから1時間足らず。 しっかりと睡眠を取ってエネルギーを蓄えていたおかげで、最後まで元気に登りきることができました。
ふと東の空を見れば、夜と朝が溶け合うような美しいグラデーションが広がり始めています。
奥宮での参拝や御朱印は、明るくなってからのお楽しみ。今はまず、この先にある日本最高峰「剣ヶ峰」で迎える最高のご来光を目指し、高揚感そのままに足を進めます。

本八合目上江戸屋の外観

4:00富士宮山頂~剣ヶ峰

ご来光の予定時刻まで、あと30分。私たちは今、日本最高峰「剣ヶ峰」へ続く最後にして最大の難所、通称「馬の背」と呼ばれる急勾配に挑んでいます。
一歩踏み出すごとに砂利に足が取られそうになりますが、目の前には目指すべき頂が刻一刻と表情を変えながら待っています。一歩、また一歩と進むたびに、体中が「もうすぐ日本で一番高い場所に立つんだ」という興奮で満たされていくのを感じます。

富士山剣ヶ峰

4:25剣ヶ峰に到着

「馬の背」を登り切った先は、正真正銘、日本の頂です。標高3,776mの剣ヶ峰は、最高のご来光を待つ多くの登山者で賑わっていました。
私自身、これまで何度も富士山に登ってきましたが、この剣ヶ峰の頂でご来光を迎えるのは人生で初めての経験です。これまでの添乗経験の中でも、これほど期待に胸が膨らむ瞬間はありません。
運命の時まで、あと少し。日本一の場所で迎える最高の瞬間を、静かに待ちます。

剣ヶ峰からのご来光

4:34運命の瞬間「ご来光」

ついに、その時が訪れました。 地平線の彼方から力強い光が溢れ出し、雲海を黄金色に染め上げていきます。
日本最高峰・剣ヶ峰(3,776m)から仰ぐ、見事なご来光です。 一歩ずつ、自らの足で登り詰めた人だけが味わえるこの絶景を前に、周囲からは大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
皆様、本当におめでとうございます! この瞬間の感動が、皆様にとって一生の宝物になれば幸いです。

剣ヶ峰からのご来光

私は日頃、どんなに見事なご来光に出会っても「今までで一番良かった」とは言わないように心がけています。その時、その場所で出会う景色こそが、常に唯一無二の「最高」であってほしいと願っているからです。
しかし、この日は違いました。 日本最高峰・剣ヶ峰(3,776m)で迎えた夜明け。燃えるような光が世界を照らした瞬間、気づけば自然と涙がこぼれていました。
これまでの添乗経験の中でも、これほどまでに心が震え、純粋に「幸せだ」と感じる美しさに出会えたのは初めてかもしれません。
この感動は、きっと一生忘れることはないでしょう。 過酷な道のりを共に乗り越え、この奇跡のような瞬間を分かち合ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

日本最高峰富士山剣ヶ峰の石碑

剣ヶ峰にある「日本最高峰富士山剣ヶ峰」の石碑前での記念撮影は欠かさずに!混み合うので、サクッと撮って次の方に譲りましょう。

お鉢めぐりスタート

お鉢めぐり

4:55天空の散歩道へ

剣ヶ峰で最高のご来光を堪能した後は、富士山頂の火口を一周する「お鉢めぐり」へと出発します。
ここからは、体調や体力に合わせて2つの班に分かれて行動します。

お鉢めぐり班: 約90分かけて火口の縁を一周します。遮るもののない360度の大パノラマを楽しみながら歩く、まさに「天空の散歩道」です。
山頂休憩班:富士宮口頂上付近でゆっくりと休憩していただきます。無理をしてお鉢めぐりに参加せず、下山に向けた体力を温存しておくことも、安全な登山の秘訣です。

どちらの班を選んでも、日本で一番高い場所にいるという贅沢な時間は変わりません。
明るくなった火口の荒々しい岩肌や、眼下に広がる雲海を眺めながら、思い思いの「山頂タイム」を過ごします。 太陽の光を浴びて輝く稜線歩きは、忘れられない思い出になるはずです。

日の出後の影富士

5:05ダイナミックな「朝の影富士」

お鉢めぐりの最中、ガイドの羽田さんが「皆さん、左を見てください!」と声を上げました。
視線の先に広がっていたのは、昨日夕方に見たものよりもさらにクッキリと、そしてダイナミックに下界へ伸びる巨大な「影富士」です。
この時間にこの場所に立っている人だけが目にすることができる、神秘的な自然の造形美。これほど鮮やかな影を見られるのは、山頂付近で朝の時間を過ごすビーウェーブの富士宮ツアーならではの贅沢な光景だと改めて実感しました。
神々しいまでの美しさに、ただただ圧倒されるばかり。今回の登山は、本当に感動の連続です。

富士山山頂付近での人影

お鉢めぐりを進めていると、またまた面白いスポットに遭遇しました。 ふと横を見ると、朝日を背に受けた私たち登山隊の姿が、向かいの斜面に大きな人影となって映し出されているではありませんか!
まさに「天空の影絵」といった光景に、皆様「見て見て!」「面白い!」と大はしゃぎ。一斉にスマホを取り出し、自分たちの影を主役にした撮影タイムが始まりました。
真剣に頂上を目指す行程の中にも、こうした偶然の出会いや遊び心があることで、チームの絆もぐっと深まります。自然が作り出した茶目っ気たっぷりな演出に、心癒やされるひとときでした。

吉田ルート山頂から眺める山中湖

5:50吉田ルート山頂に到着

お鉢めぐり開始から約1時間。富士宮ルートのちょうど反対側に位置する、吉田ルートの山頂へ到着しました。
ここでの一番のご褒美は、眼下に広がる山中湖の絶景です。 高く昇った太陽の光が湖面に反射し、まるで鏡のように輝く様子は、富士宮ルート側から見る景色とはまた違った、優雅で穏やかな美しさがあります。
ここまでの道のりを振り返りながら、心地よい風に吹かれての小休止。エネルギーチャージをして、再び富士宮口頂上を目指して歩みを進めます。

お鉢めぐり

6:15眼下に広がる巨大火口「大内院」

,お鉢めぐりもいよいよ終盤。吉田ルート山頂を過ぎてしばらく進むと、目の前に富士山の火口である「大内院(だいないいん)」がその全貌を現しました。
直径約800m、深さは200m以上。 つい先ほどまで私たちがいた「剣ヶ峰」が火口の向こう側にそびえ立ち、その荒々しくも美しい断崖絶壁に、誰もが思わず足を止めて見入ってしまいます。

富士宮口頂上

6:30富士宮口頂上へ帰還・
リラックスタイム

約90分間の感動的な「天空の散歩道」を終え、富士宮口の山頂へ戻ってきました! ここで、下山に向けて約30分間のリフレッシュ休憩を取ります。
太陽は高く昇りましたが、標高3,700mを超える山頂の風は冷たく、体は思いのほか冷えています。この休憩では、ぜひ山小屋で提供されている温かい豚汁や飲み物を召し上がってください。一口飲むごとに、温かさがじわっと全身に広がり、パワーが体中に満ちていくのを感じるはずです。
また、この時間は「富士山本宮浅間大社奥宮」をゆっくり参拝するチャンスでもあります。 御朱印集めをされている方は、日本最高峰の地を訪れた証として、特別な御朱印をいただくのも素敵な思い出になりますね。
心地よい疲れと達成感に浸りながら、思い思いの山頂時間を満喫していただきます。

下山開始!

富士登山の下山風景

7:00「プリンスルート」で特別な景色を

山頂での充実した時間を終え、いよいよ五合目を目指して下山を開始します。
本日の下山は「プリンスルート」を経由します。 その名の通り、今の天皇陛下が皇太子殿下だったころに通られた、知る人ぞ知るルートです。この道を通って下りられるのは、五合目の出発時間にゆとりがあるビーウェーブの富士宮コースならではと言えます。
眼下には、真っ青な駿河湾と静岡の街並みがどこまでも広がっています。開放感あふれる絶景を楽しみながら歩を進めましょう。
※なお、プリンスルートの通行は当日の気象条件に左右されます。安全を第一に考え、天候によっては登りと同じルートで下山する場合もありますので、あらかじめご了承ください。

御殿場ルートの下山道

【豆知識】プリンスルートとは?

今回下山で使用する「プリンスルート」。実は、地図上に独立した「プリンス道」という登山道があるわけではありません。
このルートは、「富士宮ルート」と「御殿場ルート」の良いとこ取りをして繋いだ「連絡通路」のような行程の通称です。

🤴 名前の由来
2008年、現在の天皇陛下(当時は皇太子殿下)が富士登山をされた際に、このルートを歩かれたことから「プリンスルート」と呼ばれるようになりました。
🚶‍♂️ ルートの仕組み
通常、富士宮ルートと御殿場ルートは別々の道ですが、山腹にある「連絡通路」を使うことで、2つのルートを横断することができます。 ビーウェーブのツアーでは、以下の行程を採用して下山しました。

1.山頂(富士宮口)を出発
2.御殿場ルートを下る
3.宝永山方面へ分岐
4.宝永火口を通過
5.富士宮ルート六合目に合流
6.富士宮口五合目へ
✨ このルートの魅力
絶景の独り占め: 御殿場ルート側は登山者が比較的少なく、静かな山歩きが楽しめます。目の前に広がる駿河湾や、巨大な宝永火口の迫力はまさに圧巻です。
変化に富んだ行程: 登りと下りで全く違う景色を楽しめるため、富士山の多角的な魅力を一度の山行で味わい尽くすことができます。
「一度は歩いてみたい」と多くの登山愛好家からも高い人気を誇る、まさにプレミアムな下山ルートなのです。
御殿場ルート 赤岩八合館

8:30御殿場ルート 七合九勺山小屋「赤岩八合館」で休憩

下山を開始して約1時間半。御殿場ルートの標高約3,300m地点に位置する山小屋「赤岩八合館」に到着しました。
ここは、プリンスルートの重要な分岐点となる手前の休憩スポットです。山小屋の脇にある「砂走下り起点」の看板を横目に、私たちはさらに標高を下げ、このルートのハイライトの一つである「宝永山」方面を目指します。

七合九勺~宝永山へ

御殿場ルート 砂走館

8:50

赤岩八合館を後にした私たちは、標高を下げながら次なる目的地「宝永山」へと向かいます。写真にある通り、足元はゴツゴツとした岩が剥き出しになっている箇所も多く、一歩一歩慎重に下っていきます。

御殿場ルート 砂走館

9:15御殿場ルート 七合五勺山小屋「砂走館」で休憩

赤岩八合館から砂礫の道を下ること約25分。御殿場ルートの七合五勺にある「砂走館」に到着しました。
姉妹館である赤岩八合館から下りてきて、ここはいわばプリンスルートの「玄関口」。 ここからさらに少し下れば、いよいよ御殿場ルートを離れ、宝永山の巨大な火口へと向かう分岐点が待っています。絶景を楽しみながら、下山の活力をチャージする最高の休息時間となりました。

富士山大砂走り

9:45御殿場ルートを離れ、宝永山への分岐点へ

砂走館での休憩を終えて少し下ると、いよいよ今回の下山行程で最も心躍る絶景ポイント、宝永山へと続く分岐点に到着します。
道標には「大砂走り」の文字が見えますが、私たちはまず、この御殿場ルート名物である「大砂走り」を一部区間だけ体験しながら下っていきます。ザッザッと砂を捉える感覚を楽しみながら進んだあと、いよいよ御殿場ルートの本道を離れます。
ここからは、宝永火口の縁を横断して富士宮ルート方面へと向かう、プリンスルート一番のメインステージが始まります。

富士山大砂走り

驚くほど足に優しい!大砂走りのクッション

御殿場ルートの名物「大砂走り」の区間では、ふかふかの厚い砂礫の層が天然のクッションになってくれます。
「下山は膝にくるから苦手……」という方も多いですが、この場所では一歩踏み出すごとに足が砂に優しく沈み込み、着地の衝撃を驚くほど吸収してくれます。まるで雪山をザクザクと下っているような、不思議と膝に負担を感じない軽快な感覚です。
この心地よい「天然のクッション」を少しの間楽しみながら、私たちは宝永山へと続く分岐を目指して一気に高度を下げていきました。

富士山プリンスルート

10:00まるで天国への散歩道!ついに姿を現した「宝永山」

トラバース道を進む私たちの目の前に、ついに宝永山がその雄大な姿を現しました!
真っ青な空と、足元にどこまでも広がる真っ白な雲海。その間にスッと伸びる美しい稜線は、まさに「天国」を見ているかのような神々しさです。それまでの荒々しい岩場の景色とは一変したこの光景に、思わず息を呑みます。
この宝永山へと続く道は、数ある富士山の絶景スポットの中でも屈指のビューポイント。 「これを見るためにこのルートを選んでよかった」と心から思える、プリンスルート最大のご褒美のようなひとときでした。

宝永山

富士宮口の看板の方向へ進んでいきます。

宝永火口と静岡の街並み

ここからは、火口の底へ向かって一気に砂礫の斜面を下りていきます。 視界を遮るものは何もなく、眼下には駿河湾や静岡の街並みが広がり、まるで空に向かって飛び出していくかのような不思議な感覚に包まれます。

宝永火口

富士山最大の側火山「宝永山」

宝永山(標高2,693m)は、1707年の「宝永の大噴火」によって誕生した富士山最大の側火山です。山頂のすぐ下に位置する巨大な宝永火口は、富士登山の中でも屈指の絶景ポイントとして知られています。
火口の底から見上げる火口壁は、自然のエネルギーを物語る圧倒的な迫力。植物が芽吹き始めた茶褐色の斜面は、まるで別の惑星を歩いているかのような不思議な感覚を呼び起こします。
富士山の力強さと、優美な曲線の対比を楽しめる宝永山。今回のツアーでは、気象条件や参加者の体調を考慮し、羽田ガイドがこのルートでの下山を選択しました。
「最高の景色だった!」と参加者の皆様も大変喜んでくださり、その笑顔が何よりも嬉しい瞬間となりました。

富士宮ルート六合目

宝永火口から富士宮口六合目までは、歩いて10分ほど。 振り返れば先ほどまでいた巨大な火口が遠ざかり、この山旅もいよいよ終わりに近づいていることを実感します。 名残惜しさを感じつつ、一歩一歩踏みしめるようにゴールを目指します。

富士宮ルート五合目に到着

富士宮ルート五合目

12:0024時間の感動を胸に

正午。参加者全員が、一人の脱落者もなく無事に下山を完了しました。皆様、本当にお疲れ様でした! 昨日出発してから、ちょうど24時間。この一昼夜は興奮と感動の連続で、驚くほど濃密な時間を皆様と共に過ごすことができました。
このレポートを通じて、富士宮ルートならではの奥深い魅力を感じていただけたのではないでしょうか。 関東圏からのアクセスや五合目の華やかさという点では、他ルートと比較されることもありますが、それを補って余りある登山中の圧倒的なロケーション、そして日本最高峰「剣ヶ峰」に最も近いという点は、富士宮ルートを選ぶ最大のメリットです。
今回の経験を活かし、旅行会社の企画担当者として、これからも富士宮ルートの魅力を発信し続けていきます。一人でも多くのお客様にこの感動を味わっていただけるよう、より良いツアーを作っていきたいです!

登山後の入浴は富嶽温泉 花の湯

富嶽温泉 花の湯

14:30

登山口を後にし、次に向かうのは富士宮市にある「富嶽温泉 花の湯」です。
ビーウェーブの富士登山ツアーでは、こちらの施設を利用して登山の疲れをしっかりと癒やしていただきます。
ご入浴だけでなく、昼食もあわせてお楽しみいただけます。滞在時間はたっぷり1時間30分ありますので、お風呂上がりに一息ついたり、お食事を堪能したりと、時間を気にせずゆったりとお過ごしいただけます。

新富士駅に到着

静岡麦酒と鯛めし

16:30旅の締めくくりはご当地の味で

新富士駅に到着し、ここで2日間のツアーは解散となります。皆様、本当にお疲れ様でした!
無事にツアーを終え、私は帰りの新幹線でささやかな打ち上げを(笑)
駅で購入したご当地ビール「静岡麦酒」と、名物の「鯛めし」をお供に新幹線へ乗り込みました。
車窓を流れる景色を眺めながら、冷えたビールを喉に流し込み、絶品のご飯を味わうひととき。この2日間の興奮と感動を思い返すと、疲れも心地よく感じられます。
ご参加いただいた皆様、そしてこのレポートを最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。また富士山の空の下でお会いできる日を楽しみにしています!

この夏はビーウェーブで富士登山にチャレンジしませんか?

2025年に開催したツアーでは、参加者全員での「剣ヶ峰登頂」という最大の目標を達成。さらに、2度も姿を現した神秘的な「影富士」や、プリンスルートから望む圧倒的な「宝永火口」など、まさに感と興奮の連続でした。
さて、今期のツアーでは一体どんな素晴らしい光景が私たちを待っているのでしょうか。
富士山最高峰へ最も効率よくアプローチできる「最短ルートで登る富士山剣ヶ峰登頂ツアー」。 体力に自信のない方から、最高の絶景を効率よく楽しみたい方まで、私たちが全力でサポートいたします。
皆様と一緒に、一生モノの感動を共有できる日を心よりお待ち申し上げております!