公開日:2024.5.13
富士登山ツアーに参加すると初心者でもスタンプラリーを楽しめます。それは富士山の山小屋では金剛杖にスタンプではなく【焼印】を押してくれ、集めると最強レベルの金剛杖が完成します。今回は吉田口ルートから富士山に登り、2023年の焼印一覧を順番にご紹介。
焼印(やきいん)とは、高温に熱した金具(焼きごて)を使い金剛杖を焼くようにすることで印が付きます。
1回の登山ではなかなかコンプリートできないかもしれません。その場合は2回、3回とチャレンジしてコンプリートを目指しましょう!
金剛杖(こんごうづえ)は焼印を集めるだけではなく、日本一高い山に登頂するために大きな助けとなってくれます。それは自分の体の一部として登り下りで体を支えてくれるので体力の消耗はゆるやかになり登頂率が上がります。
下山するころには山小屋の焼印が多く集まっており、富士登山の証となり、思い出になることでしょう。
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焼印を集めるために準備(持ち物)が必要です。富士登山(吉田口ルート)を利用する場合の手順をご紹介。ビーウェーブのツアーに参加すると準備する時間も十分あるので安心です。準備するものは金剛杖、小銭です。焼印は有料で200円から500円必要で、山小屋によって料金も異なります。
富士スバルライン・五合目にある休憩・宿泊所「富士山みはらし」で登山用の服装に着替え、登山に不要なものはコインロッカー(有料)に預けると便利です。出発準備ができるとお土産を販売している1階へ行きましょう。
富士山みはらしの入口にて金剛杖が販売されています。料金は1,300円ですが、ビーウェーブツアーに参加するとなんと100円割引です。
金剛杖を購入するとすでに焼印が押されており、早くも1目をゲット!
紹介が遅くなりましたが、ここ富士山五合目は標高2305mです。
今回の富士登山ツアーは2泊3日のゆっくり行程、登頂率も焼印ゲット率も上がります。
ガイドに先導してもらい、ペース配分や行動食を食べるタイミングもバッチリ。
準備ができたら七合目の山小屋に向けて出発!
七合目初めに訪れたのは標高2700mの山小屋「花小屋」。吉田口ルートで初めの山小屋です。焼印は300円です。
2番目の山小屋「日の出館」です。ここでも焼印(300円)を押してもらいます。写真のような焼きごてを用います。
初日の登山はここまで、あまり疲れていませんが日が沈んできます。夜ご飯を食べて、早めに就寝します。
そして、午前4時ころから起き星空を楽しんだり、夜景を楽しんだりできます。そうこうしているうちに標高2700mにてご来光を拝むことができます。
2日目、初めの焼印は山小屋「鎌岩館」で2個500円にて押してもらいます。
行動食が不足していると感じた場合、売店でパンやカップヌードルなど購入できるので心強いです。
標高2800mにある山小屋「富士一館」の焼印(500円)を押してもいます。
標高2900mにある本七合目の山小屋「鳥居荘」の焼印(300円)を押してもらいます。
山小屋密集地の通過点であるので、次の山小屋へ向かいます。
富士山吉田口登山道の標高約3000m(海抜一万尺)にある山小屋「東洋館」の焼印(300円)を押してもらいます。この東洋館が七合目の最後の焼印です。
ついに標高3100mの八合目にやってきました。山小屋「太子館」の焼印(500円)を押してもらいます。
富士登山ツアーの2泊目はここ太子館です。今から山頂にアタックするので、山頂で使わないものは預けていくことができます。
山頂でお鉢巡り後の18時頃に戻ってきて宿泊します。1泊2日行程だと五合目まで一気に下山するところですが、宿泊することで体力に余裕が生まれます。
では、荷物を預けたら次の山小屋へ行きます。
五合目から富士山頂までの中ほどで、標高3150mに位置する山小屋「蓬莱館」の焼印(300円)を押してもらいます。 金剛杖の手に持つ部分はまだ白いです。山頂で焼印を押してもらうべく空けています。
八合目白雲荘の焼印(500円)を押してもらいます。ここでは2デザインの焼印でした。
八合目標高3250mにある山小屋「元祖室」の焼印(300円)を押してもらいます。
富士山天拝所は、明治15年に富士山頂にあった天拝所を八合目におろし、元祖室に隣接して設けられた霊場です。
焼印(500円)のデザインが「令和五年登山記念」、「本八合目3400米」でした。ついに本八合目で、富士山頂が近づいてきました。
標高3400mの本八合目「トモエ館」の焼印(500円)を押してもらいます。「日のみ子」は愛らしいデザインですね。
標高3450mの山小屋「御来光館」の焼印(300円)を押してもらいます。少し疲れがでていたのか、山小屋の外観写真の撮影を忘れていました。2024年7月6日出発の1泊2日行程で富士登山ツアーを催行します。その時に外観写真を撮影したいと思います。
本八合目3400mの山小屋「上江戸屋(胸突江戸屋)」の焼印(500円)を押してもらいます。
ここは吉田口ルートと須走口ルートの合流点です。この山小屋でも食事や飲み物の用意があるので山頂直前に休憩するのもいいですね。
ついに山頂です。標高3715mの久須志神社久須志神社(くすしじんじゃ)の焼印を押してもらいました。ここは500円でした。感慨深いですが、山頂にはもう1か所あります。
標高3712mの「富士頂上 浅間大社奥宮(せんげんじんじゃおくみや)」の焼印(500円)を押してもらいました。
登ってきた吉田口ルートは焼印コンプリートです。
このあと、お鉢巡りで山頂を1周し、下山途中に焼印を押す山小屋があります。
お鉢巡りで、ついに本当の日本最高峰富士山剣ヶ峰3776mに登頂しました!晴天に恵まれ、青い空を目の前に眺めて白い雲は下の方に見えます。とても素晴らしく登った人だけが眺められるこの景色、ここが富士山頂です。
お鉢巡りを終え、少し下山しました。標高3350mの八合目「下江戸屋」の焼印(500円)を押してもらいます。
今回の富士登山ツアーの2日目は、朝4時くらいに起床し、ほとんど登山に時間を費やしており、疲れも見えています。
安心してください、七合目の山小屋「太子館」で宿泊します。翌朝2回目のご来光のチャンスがやってきます。
そして下山するので、体力的には安心なゆったり行程です。
3日目の朝、七合目から五合目まで下山するだけです。その途中にある山小屋「里見平・星観荘」の焼印(300円)を押してもらいます。
富士スバルライン五合目までは、ここから徒歩約40分。あともう少しで終了です。
そして五合目に到着。記念に集合写真を撮りました!
やったぞー、ついに吉田ルートの山小屋で焼印をゲット!!
最強のご利益がある金剛杖にバージョンアップ。皆さんも是非焼印を集めてみてくださいね。