高知県立坂本龍馬記念館|高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

こうちけんりつさかもとりょうまきねんかん

高知県立坂本龍馬記念館

公開日:2021.08.25

高知県立坂本龍馬記念館前のシェイクハンド龍馬
レポ-ト
高知県立坂本龍馬記念館前のシェイクハンド龍馬

心をつなごう、シェイクハンドぜよ!!

高知旅行では必ず訪れたい高知県立坂本龍馬記念館。高知龍馬空港から車で約22分、JR高知駅から車で約23分の場所にあります。高知龍馬空港から来るときに通る浦戸大橋は、通行するのも見るのも圧巻の高さの橋でした。よく建設したなあと感心させられます。記念館の駐車場は無料ですが、満車の場合は桂浜の有料駐車場に駐車しましょう。
それでは坂本龍馬記念館をレポートします。

高知県立坂本龍馬記念館の入り口

さあ、坂本龍馬記念館に入場しよう

本館・新館がありますが、新館が入口です。2018年4月21日にグランドオープンしました。私が訪れたのは2021年7月6日です。日本国内で、今もなお資料が見つかっており、常設展や特別展では貴重な資料を見ることができます。

高知県立坂本龍馬記念館の新館受付

新館受付で入場料を払い入場します。
2021年は高知県のキャンペーンで、約720の観光施設でおトクな特典が受けられる龍馬パスポートを申請する為のスタンプを押してもらえます。

龍馬パスポート
龍馬パスポートのスタンプ

スタンプが3つあつまれば龍馬パスポートをもらうことができます。龍馬パスポートは、高知県内の主な館施設、体験プログラム、ご当地グルメ、宿泊施設に提示するとお得な特典が受けられる、うれしいキャンペーンパスポートです。
パスポート交付場所はJR高知駅の「こうち旅広場」など数か所あります。次回利用するならハガキで申請する方法もあります。
今日は観光1日目、この記念館が2つ目の観光地でスタンプが2つ集まりました。

常設展示室

常設展示室で坂本龍馬の生涯を知ろう

常設展示室では、坂本龍馬の生涯と幕末について資料と、解説が詳しくされています。どんな資料があるのか楽しみですね。

常設展示室内

ここは常設展示室です。反時計回りに見学していきます。ここでは、龍馬の手紙を多数展示し、関わりがあった人物など紹介されています。手紙の内容は仕事の話だけではなく、家族や友人に宛てたものもありユーモラスな内容も書かれています。紙には文字がビッシリ書かれています。手紙の内容が少ない時は文字が大きく、内容が多い場合は文字が小さいなど、龍馬は何を書くかきちんと考えてから手紙を書いたのではないでしょうか。

常設展示室の資料

まずは幕末の始まりの資料と解説から見学します。ここで、一気に歴史の世界に入り込めます。幕末には何が起こっていたのでしょうか。

武市祐吉氏寄贈の龍馬の写真

あの有名な写真が展示

龍馬の弟子が撮影したと考えられる坂本龍馬の肖像写真。江戸時代から写真技術があったのも驚きですが、いち早く興味を示した坂本龍馬は常に新しい情報を入れ、チャレンジしたいという向上心があったのでしょうね。さすがです。

説明

坂本龍馬の写真や手紙などの資料の説明の横に「ポケット学芸員」のマークがあります。それはスマートフォンを利用した無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」で資料の視聴や解説など、ナレーションなどを聞くことができます。記念館を数倍楽しむことができますよ。

坂本龍馬の手紙

一番下の飼料が龍馬の手紙です。複製ですが特殊な印刷方法で墨の濃淡までしっかり復元しています。一つ上に原文を読みやすくした文字、一番上には現代語に訳されているので理解しやすいです。手紙には本当にこんなことも書くの?と思うぐらいユーモラスなものまであります。とても興味深いので自分の目で確かめてみてくださいね。

展示物前

常設展示室から出口には龍馬の手紙をピックアップしたパネルが展示されています。ここで常設展示室は終わりです。興味深い資料を見学していると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。坂本龍馬はいろいろな場所を訪れ、いろいろな人と会っていたのですね。

ジョン万次郎展示室の入り口

2番目の展示室は、ジョン万次郎展示室

土佐藩、現在の土佐清水市に生まれたジョン万次郎は、中濱万次郎といいます。近代化、国際化に大きく貢献した軌跡が紹介されています。

ジョン万次郎展示室の室内

世界中を巡った航路や、船の説明、漂流した時に奇跡的にアメリカの捕鯨船に助けられた話など紹介されています。ジョン万次郎は、アメリカで英語、数学、航海術など多くのことを学んで日本に帰ってきています。

企画展示室

3つ目の部屋は、企画展示室

2021年7月6日~9月14日まで「坂本龍馬記念館の軌跡―出会いの軌跡をたどる展」が展示されています。
現存する龍馬の最後の書簡、武市半平太が切腹を言い渡される約1カ月前の書簡、陸奥宗光獄中書簡、中岡慎太郎書簡など貴重な資料が展示されています。企画展示室は、時期により内容が変わります。

坂本龍馬のフィギュア

本館にやってきました

まずは坂本龍馬と記念撮影。新館は資料が中心で大人向けでしたが、本館は子供でも楽しめる内容になっていますよ。それではご紹介します。

勝海舟との出会い

歴史順に展示されています。大きな出来事がブースになってわかりやすく紹介されていますよ。動画を使ったり、模型を使ったり、趣向を凝らした内容で楽しいです。

新政府綱領八策

ここは新政府綱領八策(しんせいふこうりょうはっさく)をわかりやすく紹介されています。これは坂本龍馬が1867年に示した維新後新政府設立の為の綱領です。乗船しているイメージで、ディスプレイを使って説明してくれます。

近代の幕開け

近代の幕開けのブース

近代の出来事の紹介や、スタンプを使って子どもが楽しめるものなど展示されています。
またフロアの窓からの眺めは太平洋が広がり絶景です。
高知県立坂本龍馬記念館はいかがでしたか。坂本龍馬という人物を通して、近代の始まりに触れることができた施設だと思います。

MAP

基本情報
交通 JR高知駅から車で約26分、高知空港から車で約25分、高知I.C.から車で約25分
料金 観覧料:500円(18歳以上)、700円(企画展開催時/18歳以上)
※高校生以下の方は無料
時間 9:00~17:00(最終入館16:30)
定休日 なし
駐車場 あり(無料)
住所 高知市浦戸城山830番地
TEL 088-841-0001