富士登山ツアーの用語集の「お鉢めぐり」についてご案内します。

登山ルート

士登ツアーの用語集

チェックしておきたい持ち物や服装、
特徴などをまとめました。
安全に富士登山を楽しむために、
しっかりと知識を身につけておきましょう。

お鉢めぐり

お鉢めぐり

富士山の山頂は、中央火口が巨大なクレーターのように凹んでいて、上空から眺めるとまるですり鉢のような形をしています。その鉢の縁には最高地点の剣ヶ峰(3,766m)を始め、8つのピークがあります。このピークに沿った周回路を、火口を中心に回ることを「お鉢めぐり」と呼んでいます。このお鉢めぐりも富士山信仰の名残です。
山頂にはかつて寺院の造営や仏像等の奉納が行われ、宗教施設も存在していました。宗教行為の代表的なものがお鉢めぐりで、山頂の火口壁にいくつかあるピークを仏教の曼荼羅における仏の世界に擬して巡拝した行為が現在に受け継がれています。

お鉢めぐり

一周にかかる時間はおよそ1時間半。東西南北のパノラマ、火口のスケールの大きさを体験できる魅力的なルートです。特にお鉢めぐりの後半は火口に近づけるので、上から見下ろすのとは一味違う火口の風景を楽しむことが出来ます。時間が許せば是非巡ってみたいハイライトコースです。剣ヶ峰を始め、久須志神社、浅間大社奥宮の二大神社や富士山頂郵便局、大日岳ハイクなど、途中には立ち寄りスポットも多く、富士山をより思い出深いものにしてくれると思います。