高知城歴史博物館|高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

こうちじょうれきしはくぶつかん

高知城歴史博物館

公開日:2021.08.25

高知城歴史博物館
レポ-ト

高知城歴史博物館

高知旅行の際は、高知城とセットで訪れたい「高知城歴史博物館」のご紹介です。
外観・内観のデザイン性が高いこちらの施設は、なんとBCS賞(高い日本国内の優秀な建築に与えられる賞)を受賞しています。建築関係の方もよく見学に訪れているそうですよ。

車で立ち寄る場合は施設内に駐車場がありませんので、高知公園駐車場など周辺の有料駐車場を利用してください。

高知城歴史博物館・北側玄関

館内へは、北側と南側の2つの入口があります。今回は高知城の表門にあたる「追手門」すぐの北側玄関から館内へ進撃開始ぜよ。

1階・北側玄関からの内観

まずは、1階の総合案内(チケットうりば)へ

館内に入り、まっすぐ進むと階段があります。
高知城を眺めることができる2階の喫茶室やテラスを利用する方は無料なので、このまま階段で上がるか、エレベーターを使用してください。
ただし、3階展示室・展望ロビーは有料になりますので、すぐ左手の「総合案内」でチケットを購入してください。

1階・総合案内とミュージアムショップ

こちらが「総合案内(チケット売り場)」です。
展示室の観覧は下記の通り有料ですが、高校生以下の方はなんと無料。お子様連れの方にはうれしいですねー。
併設する「ミュージアムショップ」では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズもありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。

1階・コインロッカー

荷物を預けて、ゆっくり観覧しよう

全ての展示室が開いている場合、ゆっくり観覧すると1時間くらい歩き続けることになります。100円返却式のコインロッカーに荷物類を預けて、身軽で観覧しましょう♪

3階・高知城展望ロビー

高知城&追手門を一望できる大パノラマ

3階エレベーター降りると、すぐ目の前には高知城の天守と追手門を一望できる大パノラマが広がっています。
ココが館内一番のフォトスポット!

鳥毛棒の頭部

「鳥毛棒に触れられる」体験コーナー

3階高知城展望ロビーでは通常、収蔵品の陣羽織や兜などのレプリカ着用体験コーナーが開設されています。しかし今回はコロナ感染症対策の影響により、秋葉まつりの代表的な演目「鳥毛ひねり」で使用される「鳥毛棒に触れられる体験コーナー」が開設されていました。
こちらの鳥毛棒の頭部は、天然記念物の東天紅鶏(とうてんこう)の尾羽で作られています。

鳥毛棒の重さ体験

約6kg鳥毛棒の重さを体験。

鳥毛棒の長さが7mもあるので、持ち上げてみると釣竿のように反ってしまい、かなり重たく感じました。秋葉まつりの「鳥毛ひねり」では、十数メートル離れた相手に投げ合うそうです。信じられない力技ですね。

来館記念・重ね捺しスタンプ

「来館記念はがき」に重ね捺しスタンプ

3階に置いてある来館記念はがきに、館内で合計5つのスタンプで重ね捺していくと...。

来館記念・絵はがき完成

じゃじゃーん!カラフルな高知城と追手門が描かれた絵はがきが完成。
誰でも簡単に仕上がって、版画のように楽しめます。来館記念にぜひ重ね捺しスタンプを試してみてください。

3階導入展示室・大年表

土佐国1400年の歴史を感じよう

いよいよ展示エリアに入っていきます。まずは奥行きのある導入展示室には、600年代から現代までの大年表がズラリ。時代ごとに活躍した人物や建物などの歴史が絵地図で学べるようになっています。

スマートフォンやタブレットで聞くデジタル展示ガイドや、タブレットの貸出(保証金1,000円・返却後返金)で音声ガイドもご利用いただけます。理解度が深まるのでご利用もオススメですよ。

3階導入展示室・土佐国絵図

その大年表の対面には、鎌倉時代から明治時代までに描かれた土佐国の絵図・地図が紹介されていました。中でもこちらの「元禄土佐国絵図」は、なんと幅が560cm、高さが750cmもあり元禄13年の土佐国を数百枚の紙で描かれた超大作です。

3階・展示室1

土佐山内家伝来の約6万7千点におよぶ資料の数々

さらに先へ進んでいくと、展示室1に入っていきます。高知城ではどんな人たちが働いていたの?土佐藩のしくみは?なぜ地検帳簿が必要だったの?いろんな質問・疑問がわかりやすく解説されていて、高知城と土佐藩の歴史や見どころが盛りだくさん。

3階・展示室2

続いてこちらの展示室2では、豪華な大名道具や美術工芸品が展示されています。当時の大名は刀剣や甲冑、茶道具など所有し、格式と威厳を示していたようです。季節ごとに展示替えがあるので、来館前に公式ホームページでチェックしてくださいね。

変わり兜(兎耳形兜)

こちらの兜は、ウワギの耳をくっつけた奇抜なデザインなので、「変わり兜」と言われています。今回はレプリカの展示でしたが、学芸員さん曰く「本物と区別がつかないくらいレプリカも精巧」だそうです。

開放感のある階段

開放感のある階段

じつは、こちらの開放感のある階段も見どころの1つ。木材をふんだんに使用した壁は光の加減で表情が変わるので、階段の上り下りも楽しめます。ほのかに木の香りがするので、木陰で涼むような感覚になりました。

2階・喫茶室とテラス

喫茶室とテラス

2階の喫茶室「珈琲館イストワール」で高知城を眺めながら、ちょっと贅沢なカフェタイムはいかがですか?「龍馬のウィンナーコーヒー」や「土佐のお米パフェ」などオリジナルメニューが人気。

2階・テラスからの眺め

2階のテラスからも良い眺めぜよー。こちらもフォトスポットとして人気の場所です。

2階テラスからの高知城と追手門

高知城にも行く方は、こちらで歴史や見どころを学んだ後に行くのがオススメです。

MAP

基本情報
交通 JR高知駅から車で約9分、高知空港から車で約30分、高知I.C.から車で約20分
料金 展示室の観覧料:500円(18歳以上)、700円(企画展の開催期間中/18歳以上)
※高校生以下の方は無料
時間 9:00~18:00(日曜日は8:00~18:00)
定休日 なし
駐車場 近くに高知公園駐車場あり(有料)
住所 高知県高知市追手筋2-7-5
TEL 088-871-1600