香住旅行のビーウェーブ

香住旅行
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香住ってどんなところ?

香住とは兵庫県北部、香美町にある日本海に面した漁師町です。松葉がにや紅ずわいがにの産地として知られ、冬は美味しいカニを求めて、多くの観光客が訪れ活気にあふれます。また、夏には海水浴やマリンスポーツなど、豊かな自然あふれる香住ならでは楽しみ方ができます。

余部鉄橋の通称で知られる香住のシンボル余部橋梁は、2010年に架け替えられました。旧余部鉄橋の線路や橋脚の一部が残された「空の駅」は人気の観光スポット。

余部橋梁
大引の鼻展望台

断崖がそびえ立つ海岸では、火山岩や地層などが見られ、2010年には山陰海岸が「世界ジオパーク」に認定されました。ジオパークとは科学的に見て貴重な、あるいは美しい地質遺産を含む一種の自然公園のこと。

かつてアジア大陸の一部だった日本列島。約2,000万年前にアジア大陸から分裂が始まり、そののちに日本海ができました。現在に至るまで山陰海岸ジオパークにはさまざまな地質や地形が存在しています
そんな香住の珍しい地形や歴史、文化を学ぶのも、旅の楽しみのひとつです。

香住漁港で水揚げされ、その中でも選定されたベニズワイガニを「香住ガニ」と呼びます。香住はカニの聖地とも言われるだけあって、街中の至るところにカニの文字が…。甘みがありみずみずしい香住ガニ、ぜひ現地で味わってみてください。さらに、カニ以外にも活イカ、魚介類、但馬牛、香住鶴など、香住には特産品がだくさんあります。
温泉付きの旅館もあるので夜はゆっくり温泉に浸かって疲れを癒しましょう。

香住ガニ
特急はまかぜ

香住へは車なら大阪から約2時間半、電車の場合は特急を利用し、約3時間でアクセスできます。途中で城崎温泉に立ち寄るのもおすすめです。

もっと香住を知る

香住へのアクセス

香住へのアクセスマップ

詳しいアクセス

香住の宿泊施設

日本夕陽百選の宿 夕凪の丘
日本夕陽百選の宿 夕凪の丘
<香住・今子浦>
香住で一番の高台に建つお宿 夕日と凪と過ごすひととき
炭火料理の宿 みはら
炭火料理の宿 みはら
<佐津>
炭火で味わう焼きガニは絶品 都会の忙しさを忘れられる小さな民宿
潮風香る内湯の宿 かめや
潮風香る内湯の宿 かめや
<佐津エリア>
良質な佐津温泉を楽しむ 香住ガニと松葉ガニの両得コースがおすすめ
海辺のお宿 あさひや
海辺のお宿 あさひや
<佐津エリア>
漁師が営む海辺の宿 民宿ならではのボリュームをご堪能あれ

宿泊施設一覧

カニの魅力

香住ガニ

香住ガニ(漁期:9月~翌年5月末)

関西では香住漁港だけで水揚げされるベニズワイガニ。そのなかでも選定されたベニズワイガニのことを「香住ガニ」といいます。よって香住で揚がったカニすべてを香住ガニとは呼びません。 特徴としては、身が詰まり、甘みが強く、みずみずしい味です。また、松葉ガニに比べてリーズナブルな価格で地元では人気のカニです。 そして「鮮度が命のカニ」ということです。実は、このカニは鮮度落ちが早く流通性に難があるため決して認知度が高いカニではありませんでした。しかしながら、一度食べたら虜になる香住ガニは、近年人気が出てきており香住ガニ目当ての観光客も増えてきています。 よって香住ガニは、水揚げ港でしか味わうことのできない特別な美味しさがあるということです。

松葉ガニ

松葉ガニ(漁期:11月~翌年3月末)

松葉ガニとは、山陰地方(兵庫県北部、京都府北部、鳥取県)で水揚げされたズワイガニのことで、有名な水揚げ港でいうと、福井県で揚がったズワイガニを越前ガニと呼びます。よって分類上は全て同じ種類のカニとなり、水揚げされる産地によって違うということになります。 それじゃあどこで食べても一緒じゃないの?と思う方も多いのではないでしょうか。香住では、船から水揚げされたカニを大きさ、重さ、色、形などで80~100ものランクをつけてセリ市にかけられます。なかでも、柴山港の厳正な選別基準は世界一とも言われており、熟練した人は少しのキズや50グラムの誤差も見落とすことがないんだとか。その繊細な選別こそが「カニの本場香住」たる所以です。 松葉ガニは身入りが繊細で美しく、甘みと旨みが詰まっています。また、カニみそもとても濃厚な味わいで日本海の冬味覚の代表と称される今だけの味なのです。

香住ガニまつりと湯村温泉日帰りツアー

香美町ジオパークマスターが紹介する、
ジオ旅のポイント!

香美町は兵庫県北部に位置し、山、川、海が揃う自然豊かな町です。冬になると山側ではハチ北、おじろといった関西でも名高いスキー場があり、多くのスキー客でにぎわいます。
一方海側では、カニといえば香住!と頭に浮かぶ方も多いように、美味しいカニを目当てに多くの観光客が訪れています。また夏には海水浴なども楽しめます。

そんな香美町全域が山陰海岸ジオパークに加盟されたことにより、世界に認められた町、世界ジオパークの町という肩書きをつけた町になりました。世界の山陰、世界の香美町といっても過言ではありません!!まず旅をする前に、世界に誇れる田舎町ということを頭に置いておきましょう。

地元ジオマスターのいるお店にはのぼり旗やシールが目印
山陰海岸ジオパークと冬の味覚「カニ」の関係性

かつて日本がアジア大陸の一部だったことはご存じの通りでしょう。それが大地のダイナミックな動きにより割れて、 日本列島が大陸から分裂し”日本海”ができました。

日本列島形成史

日本海の大きな特徴ともいえるのが、巨大な「くぼ地」です。”巨大なくぼ地=水深が深い”とイメージして頂ければ分かりやすいかと思います。現在の日本海の中心部はとても深く、一番深い地点で3742mです。逆に、隣接する海とつながる海峡の水深は50~140mと浅いので、海水の交換が表層のみに限られます。ということは、水深が深い場所に温かい暖流(対馬暖流)が入り込むことはなく、水温が低いまま保たれているのです。それに加え、日本海はプランクトンが豊富な好漁場なので、年間を通じて山陰海岸の豊かな海の幸を支えています。

日本海改定地形図
カニの水揚げ

山陰海岸ジオパークは、冷たい海に住むカニなどの魚介類、温かい海に住むブリなどの魚介類、両方を楽しむことのできる海のパラダイスといえます。そして、その山陰の中でも名高い「香美町香住」をビーウェーブではお客様に楽しんで頂こうという訳です。知っていると一味違った楽しみを持って旅ができると思いますよ!それでは冬の香住で楽しく、美味しいジオ旅をお楽しみください♪