ビーウェーブ坂越が関西夜発・富士宮口・フリープランに参加してきました。
まず、出発地難波OCAT内1階の受付場所で受付を行います。バスまで係員の案内に従ってバスに乗り込みます。
メイン集合場所が新大阪駅となっていますので、新大阪駅を経由して富士宮五合目まで向かいます。
関西発のメインの集合場所新大阪に到着。一度降りて、再度受付をする必要があります。
受付の際に何号車のバスに乗るか案内があります。係員の指示に従って、バスに乗車します。車内でチケットを受け取りましょう。
バストランクに預けた荷物は、頻繁に出し入れができないので、歯ブラシやタオル、化粧品などの小物類は、小さめのバックにまとめて車内に持ち込んでおきましょう。5合目に着くまではしっかり睡眠をとって登山に備えます。
バスで移動 約6時間25分
5合目に着くまでの最終休憩場所となります。時間調節などもあり約2時間以上の休憩時間がありますので、朝食を食べたり、着替えをする時間に使います。
飲料水や登山グッズの酸素ボンベなど必要なものや忘れ物が無いか確認し、買い揃えておきましょう。
富士山のトイレはすべて有料になりますので、小銭が無い方は、あらかじめ準備しておくといいですよ。
バスで移動 約3時間15分
五合目の標高で2400mもあります。高山病を予防するために、2時間程度、五合目にて深呼吸をしたり、準備運動をして登山に備えます。
富士宮口は4つの登山ルートの中でももっとも標高が高く、登山道が直線的で急登が続くルートです。
登山道は足元が砂利道や凸凹な道が続きますので、ストックか金剛杖があると登る際に便利ですよ。
入念な準備を終え、いざ出発です。
登り 約30分
登山道のルートには、ロープが張られていますので、ロープを辿りながら、山小屋を目指します。すれ違う人とあいさつのを交わすのが登山のルールです。
途中から凸凹の道が続きますので、足元に注意してペース配分を考えながら、ゆっくり登りましょう。
急に登ると、高山病になりやすくなるため、ゆっくり登ることがポイントですよ。
標高2,490m
約60分の時間をかけて五合目から六合目山小屋に到着しました。
各山小屋には、休憩所、有料トイレ(200円場所によって異なる)があるので、休憩と水分を十分に摂りましょう。
また、各山小屋には金剛杖に記念焼印を押印してもらえますので、登りながら登頂記念に各山小屋の焼印を集める楽しみ方もありますよ。
焼印は各山小屋で有料200円、山頂の浅間大社有料300円掛かります。
標高2,780m
標高が高くなり、登山道も険しく凸凹の道で、転ばないように注意が必要です。
空気が薄くなる分、少しの運動で呼吸が荒くなります。呼吸を整えながら、一歩一歩登ります。
道幅の狭い場所や岩場では、無理な追い越しをせず、登山者が優先なので、焦らず登りましょう。先は、まだまだ長いですよ。
標高3,010m
ついに標高3000M越え達成です。さすがに七合目までくると、足が上がらなくなったり、少し頭痛がしてきました。登山道の途中で休んでいる人も多く見かけます。
無理をせずに登ることが大切です。
山口山荘では、多くの方が休憩をしている姿が見られました。
酸素ボンベで酸素を吸ったり、軽食を摂ったりと、さらに標高が高くなる登山に向けて準備が必要ですね。
標高3,250m
八合目あたりまでくると、標高が高くなったせいか、気温が下がり、一気に体が冷え寒くなります。
山の天気は変わりやすく、先ほどまで晴れていたかと思えば、霧でしょうか?あたり一面真っ白になりました。
天候、気温の変化があるので、防寒対策は必須です。
富士宮口唯一の衛星センターが池田館隣に隣接しています。
医者が駐在していますので、万が一体調不良の場合、衛星センターをご利用ください。
半袖から長袖に防寒対策バッチリ。着替えて、いざ出発です。
標高3,460m
八合目を過ぎると、登山道に鳥居が現れます。
八合目より上は、富士宮の山頂にある富士宮本宮浅間大社の境内に指定されているそうです。
登山道は、噴火の後の火山灰でしょうか。赤く色づいた登山道が一面に広がります。
富士宮口のルートでは、九合目・九合五勺目の山小屋で宿泊するようになります。
今回は、九合五勺の山小屋での宿泊。
山小屋まであと一息です。
標高3,460m
山頂までもう少し・・・。
ここで昼食も兼ねた休憩をとることにしました。空腹には勝てずに山小屋で頼んだメニューはハンバーグ定食1,000円(写真奥。手前はカレーうどん1,000円とごはん500円)水が貴重な高地のため、器は全てプラスティックでしたが味も量も満足でした!
標高3,590m
いよいよ最後の山小屋、胸突山荘に到着。ここでは日付入りの焼印を押してもらえますよ。
まだ時間にも余裕があるので、このまま山頂を目指します。
標高3,250m
山頂には、浅間大社奥宮があり家内安全の祈願のほか、結婚式の奉仕、金剛杖・行衣の御朱印をして頂ける神聖な場所です。
安全祈願の参拝と金剛杖の朱印も終え、富士山パワーをいただきました。
富士宮山頂には、山頂郵便局があります。工事のため、御殿場口頂上に移動して朝6時~14時まで営業していますよ。
富士宮山頂からも歩いて3分の距離ととても近いです。
登山証明書や期間限定の世界遺産登録記念スタンプをハガキに押すことができますよ。
山頂から登頂記念に家族や友人にハガキを出すのもいいですね。
標高3,776m
登山道山頂からさらに最高峰剣ヶ峰へ
と続く登山道があります。
登山道途中には、壮大な噴火口をみることができます。
火口の周りを約90分で周るお鉢巡りも人気ですよ。
火口の深さは八合目までに達しているそうですよ。
季節にっては、残雪により通行止めになることもあるそうです。
強風が吹き荒れているので、注意しながら剣ヶ峰を目指します。
急な斜面ですので無理をせず、登りましょう。
やっと到達です!!!
二等三角点として世界地図作りの基準として利用されている場所としても有名ですね。
日本最高峰に登頂した達成感はたまりません!!
標高3,590m
ようやく宿泊する胸突山荘に到着しました。
チケットを見せれば、チェックイン完了です。
部屋に案内され一人一つ寝袋が用意されています。
宿泊される方は、トイレを無料で利用できますよ。
夕食は、カレーライスです。
甘口のカレー味が疲れきった体を癒してくれますよ。
夕食を食べた後は、御来光を見るため、早めに睡眠を摂ります。
寝袋で寝ることが初めてでしたが、意外に寝心地が良かったです。
約7時間以上熟睡することができ、体を休めることができました。AM3:00頃、夜の外気は0度近くになり、真冬並みの寒さです。
外は、灯りが無く暗闇の中を登るようになるので、ヘッドライトのご準備をお忘れなく。ライトの電池は、山小屋で買うこともできますよ。
登山道は暗く危険ですので、足元、ルートを確認しながら、ゆっくり登りましょう。防寒対策OK、ライトOK。いざ山頂へ‼
30分ほどで山頂に到着しました。
山頂は寒く、風が強く吹き荒れる状態です。
御来光は、時期により時間が変わりますので、事前に調べておきましょう。
オススメの御来光スポットは、御殿場口の頂上です。
富士宮口頂上から歩いて5分程度の距離にあるので、ほかの観光客の方も多く見られます。
天気が良ければ、雲からゆっくりと上がる御来光を見ることができますよ。
雲の間から見えたときは、自然の壮大さと富士登山の達成感で感動しまくりです。
日本最高峰の高さを満喫した後は、バスの出発時間に合わせて五合目まで下山です。
フリープランの方は、登ってきたルートを降りるようにしてください。他のルートから降りると遭難する危険があります。
下山する際は、足元が凸凹道ですので、張られているロープやストックを使ってゆっくり降ります。
登山者とすれ違う際は、登られる方が優先となるので、道を譲ってあげるようにしましょう。
五合目に着いたらレストセンターの食堂前に座席名簿が置いてあるので、下山したことを確認するために、自分の名前にチェックを入れます。後は、バスへの乗車案内がアナウンスもしくは添乗員の方から案内があるので、バスに乗って温泉まで移動です。
バスで約2時間の移動で石和温泉 慶山に到着。
露天風呂、大浴場を完備していますよ。
汗をかいた疲れ切った体を癒してくれます。
温泉に入ったあとは、昼食バイキングです。
揚げたての天ぷらコーナーやスイーツパンのコーナーなどさまざまなミュー、サービスがあり満足すること間違いなしですよ。
温泉に行った後は、グレープハウス御坂農園に行きます。
豊富なご当地のお土産が揃っていますよ。
また、ツアーに参加しているかたのみ割引券を配布してくださるので、お得にお買い物ができますよ。
お土産を買った後は、バスで帰るのみです。
お疲れ様でした。