公開日:2017.8.1
スーパーなどでもよく目にするマルキン醤油の製造元です。見学の所要時間は約30~60分。不定休なので、事前に見学できるがどうか調べてから行きましょう。
「マルキン醤油記念館」は創業80周年を記念して、大正初期に建てられた工場のひとつを資料館として公開しているそうです。建物は、合掌造りとしては最大規模を誇り、1996年に国の有形文化財に登録されました。
記念館の中では、醤油ができるまでの工程や道具が紹介されています。これを見れば醤油がどのように造られかよく分かります。
こんなに大きな樽で造るんですね~!
記念館にはたくさんの樽や道具が展示されています。こちらは「火入れ釜」。生醤油を火入れ釜で熱せられ加熱殺菌、常温でも保存可能の醤油にするための大事な行程のようです。
こちらは、創業時から実際に使われていたしょうゆ造りの大きな桶「大桶(おおこが)」のトンネルです。今でも残るしょうゆの香りと大きさにビックリ!
しょうゆ造りで最も大事な工程のひとつが麹作り。その麹を作るのがこの麹室と呼ばれる部屋。温度や湿度を管理したり、雑菌が入らないようにしたりと麹菌を育てるには高い技術が求められます。むしろを使って麹を作るのは小豆島独自の技術だそう。
出口の手前にはお土産コーナーがあります。小豆島の特産品の他に、ここでしか買えない「こだわりの醤油」もありますよ。他に、醤油をたっぷり塗ったお煎餅や、マルキンのロゴが入ったグッズなど、お土産も充実しています。
マルキン醤油記念館に入館(有料)すると出口でもらえる卓上醤油。
出口は子供の身長程の高さです。頭をぶつけないように気を付けて出てくださいね!
マルキン醤油記念館のとなりにある諸味圧搾工場は工場全体の見学はできませんが、二階のテラスから大きなプレス機(圧搾機)が、じわじわと醤油をしぼる工程を見ることができます。
珍しいソフトクリームの「元祖しょうゆソフトクリーム」をこちらで買うことができます。ソフトクリームに醤油をかけると…、と想像していましたが、予想外にキャラメルのような甘さと香ばしさのある美味しさでした。
丸金醤油記念館は目の前に「丸金前」というバス停があるので、小豆島バスでのアクセスが便利です。坂手港からも車で5分ほどの距離なので、出港までの待ち時間に立ち寄ってみるのもオススメです。
MAP
住所 | 香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850 |
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時間 | 9:00~16:00 ※7月下旬~8月、10月中旬~11月は16:30まで |
料金 | 大人(中学生以上)400円、小人(小学生)200円 |
Eedeeクーポン特典 | お土産品割引 ※他のクーポンとの併用不可 |
休館日 | 年末年始など(詳細は公式HPでご確認ください) |
駐車場 | あり(無料) |