小豆島に旅行に来たなら小豆島観光の見どころのひとつ、小瀬の重ね岩へ。

小瀬の重ね岩

公開日:2017.8.15

小瀬の重ね岩

今注目のパワースポットへ

小豆島の西の端っこ、小瀬地区には注目のパワースポットがあります。ちょっとした山登りを楽しみながら頂上までたどりつけば、小瀬石鎚神社のご神体である重ね岩と瀬戸内海を見渡せる絶景が待っています。

駐車場までの道

途中までは車で

まずは車で小瀬地区から山の方へ上っていきます。どんどん道幅が狭くなり、「前から車が来たらどうしよう!」という山道を上がっていきます。重ね岩の駐車場の標識がありますので勇気を出して突き進みます。

駐車場

駐車場

細い道を10分ほど上がると駐車場が。車をこちらに停めると、石段が見えてきました。

小瀬の重ね岩への道

いざ、山登り開始!

入口には自由に使うことのできる杖があるので、必ず持って行くことをオススメします。この日は小雨が降っていて、傘をさして出発したので杖は置いていくことにしました。傘を持って行ったことは後で後悔することに・・・。

小瀬の重ね岩へ続く階段

長い長い階段

まっすぐのびる階段を一段一段のぼります。そんなに急な階段ではないものの、終わりが見えないうえ、雨で地面が濡れているのでゆっくり上りました。階段は200段ほどあります。

小瀬の重ね岩へ続く階段

まだまだ続く階段

みるみるうちに高いところまで上がってきました。下を見ると駐車場が小さくなっています。それでも階段はまだまだ続いています。

瀬戸内海の景色

上ってきたところを振り向くと、瀬戸内海が見渡せます。こんなに高いところまできたのかと、驚きます。ただし、高所恐怖症の人にはあまりおすすめできません。

重岩不動石鎚神社

重岩不動石鎚神社

階段をひたすら上り続けること約15分!息があがってきたところで神社が見えてきました。でもまだ先がありそうなので、お参りしてからちょっと休憩。

小瀬地区の景色

後ろを振り向くと小瀬の地区が展望できます。山の中にポツンと駐車場が見えています。

小瀬の重ね岩へ続く道

ここからが本番!

神社の前の「重岩→」の看板を二度見しちゃいました。(断崖絶壁となっていますので十分注意してください。との注意書きが)
その先にはロッククライミングを連想させる岩肌が・・・

小瀬の重ね岩へ続く道

鎖があるのでなんとか登れるのですが、何か違和感。そうか傘が邪魔だった!(笑)
足元は雨で滑りやすいし、右手に鎖、左手に傘なんて危なすぎ!雨でも傘ではなくカッパがおすすめです。さて、この岩場を登ること5分。

小瀬の重ね岩

うわ!今にも落ちそうな岩

重岩不動石鎚神社のご神体、重ね岩がついに姿を現しました。今にも崖から落ちそうで落ちない絶妙なバランスを保った巨岩!自然の産物とは思えないこの不思議な岩がご神体とされている理由も納得です。

小豆島には大阪城を作る時に石垣の石を切り出した場所が20カ所ほど残っているそうです。こちらはそのうちの1カ所。
ただ、重ね岩が人工的に造られたものなのか、自然にできたものなのか未だにわかっていないそうです。

小瀬の重ね岩

不思議な岩にパワーをもらって

ここにたどり着くまで駐車場を出発してから20分くらい。ちょっとしんどいけど行く価値あり!
山の尾根は太陽に近く、この不思議な岩に圧倒されます。私たちが頂上に着くとそれまで降っていた雨が一瞬おさまってくれました。
「なるほど、これがパワースポットか・・・」と妙に納得。

小豊島と豊島

頂上から見える絶景!

ここは小豆島の西側。手前に見えるのは小豊島(おでしま)、その後ろに見えているのは豊島(てしま)です。写真には写っていませんが、もう少し左側には男木島(おぎしま)や女木島(めぎしま)が見えていました。
この日は天気が良くなかったのですが、それでも素晴らしい景色に本当に感動しました。

小瀬の重ね岩

信じる?信じない?

パワースポットって信じるか信じないかは人それぞれ。体の不自由な方や、体力に自信がない方、高所恐怖症の方にはおすすめできませんが、ちょっとしたハイキング?に最適ですので興味のある方はぜひ行ってみてください。

MAP

基本情報
住所 香川県小豆郡土庄町小瀬
時間
料金 無料
休業日
駐車場 あり(無料)
※非常に狭い道を通るため注意が必要。