小豆島お遍路八十八ヶ所霊場めぐりのひとつ、等空庵をレポートします。

等空庵

公開日:2018.8.22

等空庵

お遍路の旅も後半です

こんにちは。今回は第66番札所等空庵にやってきました。

等空庵

この庵は元々、「元八幡宮」と称し、第68場松林寺の境内にあったそうですが、名を変えて現在の場所に移ったそうです。

阿弥陀如来の絵図

明治以降に別祀

小豆島には小豆島五社八幡宮と呼ばれる5つの八幡神社があり、等空庵は元々、その一つである伊喜末八幡神社(いきずえはちまんじんじゃ)の御本地仏でしたが、明治維新以来、別祀されたそうです。

現在は、阿弥陀如来像が御本尊として祀られています。阿弥陀如来には「無限の光をもつもの」、「無限の寿命をもつもの」という意味があり、これを漢字で訳して無量光仏、無量寿仏と書かれていることが多くあります。

参拝の様子

お馴染みの単語も実は…

鎌倉時代以降、浄土教の影響を受けて、阿弥陀如来に関連した単語や言い回しが登場したそうです。
あみだくじや十八番(おはこ)は浄土教、阿弥陀如来から生まれた言葉だと言われています。

しっかりお参りをして、次の67番札所瑞雲堂に向かいます。

MAP

基本情報
礼番 66
名称 等空庵(とうくうあん)
住所 香川県小豆郡土庄町伊喜末南条
本尊 阿弥陀如来
真言 オン アミリタテイセイ カラ ウン