小豆島お遍路八十八ヶ所霊場めぐりのひとつ、栂尾山をレポートします。

少し険しい道が続きます

今回は47番札所の栂尾山です。48番札所の毘沙門堂から山道を歩いて来ました。

なかなか勾配のある山道でしたが、スロープなどがついている所もあるので、そこまでしんどくはありませんでした。

洞窟の中へ向かいます

石段を登りきると、お堂であろう少し古い建物が見えてくるので、そのまま右手奥に歩いて行くと岩場に出て洞窟が見えてきます。この洞窟内が栂尾山のお堂になっています。

壮大な景色

洞窟の前には見晴らし台が作られていて、ここからは眼下に肥土山の集落が望めます。

また、遠くの山と山の間からは瀬戸内海がちらっと見えていました。

まさに自然の中の霊場です

景色を楽しんだ後に、洞窟の中に入ってみます。

洞窟内は、御本尊が祀られているだけのシンプルなものになっています。頭をかがめるほどではありませんが、岩壁で出来た天井が低くなっていました。

心を込めて参拝を

御本尊は十一面観世音菩薩で、御真言は「オン　ロケイ　ジンバラ　アランジャ　キリク」です。
この地ではその昔、行基菩薩が火天を祀り、鎮火の秘法を厳修したと伝えれています。

猿をシャットアウト

参拝し終わった後は、忘れないように戸を閉めて出ましょう。サルが多いようで張り紙もされていました。
次の札所に向かいます。