小豆島お遍路八十八ヶ所霊場めぐりのひとつ、清滝山をレポートします。

最も高い場所にある霊場

14番札所の清滝山です。海抜500mの高山にあり小豆島霊場最高の霊地で、寒霞渓の山頂近くにある山岳霊場です。

車ですぐ下まで行けるので、そこから歩いて少しのぼっていきます。

ネコ好きの方は必見

階段をのぼっていくと、朱色の山門がたっています。目をとじて眠っている猫がお迎えしてくれています。

個人的な感想ですが、今まで見た中でこの山門が一番かわいいなと思いました。

悪い部分を治してくれる

山門をくぐって境内に入ってまず鐘をつき、本堂の方にむかっていくと、本堂前に金剛触菩薩が寝ていました。

身体のどこか悪いところと、この金剛触菩薩の同じところを触ることによってご利益があるといわれています。

無病息災を祈願

本堂は岩窟の中にあり、御本尊の地蔵菩薩は行基菩薩作と伝えられています。
本堂の隣に、不動堂へと通じる扉があります。扉をあけたら、ちゃんと閉めることを忘れていないか確認しましょう。
このあたりはどこも猿に悩まされているらしく、ここ清滝山でも貼り紙がされていました。

季節によって違った表情が見られます

清滝山は、春はジョウコウジザクラが咲き、夏は新緑の緑、秋は紅葉と季節ごとに楽しめるお寺さんです。
お参り以外にも写真を目的に参拝される方も多いそうなので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

貴重なご神木も

本堂の不動堂と反対の方を奥に行くと樹齢1,000年以上といわれるモッコクの木があります。

「和合の木」といわれ、なでると良縁・夫婦円満・長寿にご利益があるそうです。

色使いが美しいお寺です

清滝山は新緑の季節に行ったためか、緑と、建物の赤のコントラストが大変きれいでした。

紅葉のシーズンも人気があり、素晴らしい景色が見られるようなので、今度は秋をねらって行きたいと思います。

迫力満点の不動明王

本堂下の山門から続く参堂をまっすぐ奥に進んでいくと広々とした広場？のようなところに出ます。

崖の下には迫力のある不動明王像が立っていて、近づくとかなりの大きさで圧倒されました。