信州で人気の観光スポット「善光寺」について詳しく紹介します。

善光寺
日本最古といわれる仏像、一光三尊阿弥陀如来様を御本尊としている善光寺。宗派を問わない珍しいお寺でもあり、「一生に一度は善光寺まいり」といわれるように、毎年多くの参拝客が全国から訪れています。グルメやショッピングが楽しめる周辺エリアも魅力。
住所 長野県長野市大字長野元善町491-イ
TEL 026-234-3591
アクセス 上信越自動車道 長野IC、須坂長野東ICから約40分

善光寺について

善光寺本堂
誰も見たことがない最古の御仏
善光寺の始まりは、善光寺縁起によると今から1400年前。一光三尊阿弥陀如来様を御本尊としており、仏教伝来の折りに百済から日本へ伝えられた日本最古の仏像といわれております。阿弥陀如来を中心に、向かって右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩の三尊が一つの光背の中に立っています。御本尊様は絶対秘仏(ひぶつ)で、今日そのお姿を拝むことはできません。今日では年間約600万人もの人々が訪れる善光寺。長野冬季オリンピックの開会式では、世界平和の願いをこめた梵鐘が全世界に向けて響き渡りました。
善光寺
男女平等を説く寺院
明治の初めまで多くの寺が厳格な女人禁制を貫くなかで、善光寺は一貫して男女平等の救済を説く寺院として知られていました。そのため、現在でも善光寺にはたくさんの女性の参拝客が訪れます。また、宗派を問わない、珍しいお寺でもあります。
仲見世通りと善光寺
7年に一度の御開帳
秘仏であるご本尊の御身代わりである「前立本尊」を7年に一度本堂にお迎えし、一般の人たちが参拝できるようにするのが御開帳です。この期間中は長野市周辺が多くの参拝客で賑わいます。

周辺マップ

善光寺周辺マップ

善光寺本堂
①本堂
何度も火災に遭うも、そのたびに信徒によって復興されてきました。江戸時代中期を代表する仏教建築。
善光寺大勧進
②大勧進
大勧進は天台宗大本山で善光寺25ヶ院の本坊。住職は善光寺の住職も兼ねています。
善光寺山門(三門)
③山門(三門)
2002年に大修理が行われ5年をかけて建立時の姿に。重要文化財にも指定されています。
善光寺・釈迦堂
④釈迦堂
全国的にも珍しい、彫刻の釈迦涅槃像が安置されています。隣には毘沙門天像があります。
善光寺・仲見世通り
⑤仲見世通り
約60店ものお店が並ぶ通り。本堂での参拝後にお土産を買うのがおすすめです。
善光寺・仁王門
⑥仁王門
1752年(宝暦二年)建立。地震などで二度焼失し、現在のものは大正七年(1918年)に再建。

善光寺周辺で食べ歩きしよう!

善光寺・八幡屋磯五郎
八幡屋磯五郎
江戸時代より約270年続く七味唐辛子の老舗、八幡磯五郎。「七味マカロン」はほんのり甘い中にもピリッと唐辛子が効いています。お土産にもぴったり。(仲見世通り)
善光寺・たきや
たきや
もっちりとした皮の中にたっぷり入った野沢菜が美味しい♪2階では手打ちそばもいただけます。(仲見世通り)
善光寺・さんやそう
さんやそう
地元の野菜を使って、農家のお母さんたちが作る郷土食を提供しています。こちらではホクホクの焼き芋をいただきました。(参道入り口)