観光スポットやアクティビティ、おみやげやグルメなどの沖縄の魅力からおきなわワールド文化王国・玉泉洞をご紹介します。

おきなわワールド文化王国・玉泉洞

公開日:2018.6.22

おきなわワールド入口

おきなわワールド文化王国・玉泉洞ってどんなところ?

おきなわワールド文化王国・玉泉洞は沖縄最大級のテーマパーク。東京ドーム4個分の広大な敷地には「琉球王国城下町」「玉泉洞」「ハブ博物公園」など沖縄の歴史、文化、自然を体感できる施設が並びます。スーパーエイサーのショーも人気です。

チケット売場

無料エリアも!まずはチケット売場へ

朱塗りの立派な門がチケット売場と総合案内所となっています。おきなわワールド文化王国・玉泉洞の入場は無料です。その中に有料エリアが点在しています。どこに行きたいかリサーチしてからチケットを購入しましょう。

大人 小人
フリーパス(玉泉洞・王国村・ハブ博物公園) 1,650円 830円
玉泉洞・王国村 1,240円 620円
王国村のみ 620円 310円
ハブ博物公園のみ 620円 310円

(2018年4月現在)

※小人は4歳から14歳まで、15歳以上は大人料金です。

ハブ博物公園

見たいような、見たくないような「ハブ博物公園」

沖縄の毒ヘビといえばもちろんハブ。そのハブのショーが見られるのがハブ博物公園。言い知れぬ緊張感をいだきながら、いざハブ博物公園へ。

ハブ資料館

これであなたもハブ博士!ハブ資料館

沖縄では古くから多くの犠牲者を出してきた歴史があり、被害を減らすために研究が進められました。ハブ資料館ではハブの種類や生態を詳しく展示しています。また、血清ができるまでの道のりからハブに咬まれたらどうしたらいいのかなど具体的に学べて、かなり実践向き。(できれば実践はしたくない)そろそろショーの時間が近づいてきたので奥を目指します。

ハブショー

怖いけどやっぱり見てみたい!ハブショー

ハブショーは1日5回公演されています。100名ほど座れる会場には多くのお客さんがすでにスタンバイ。私もドキドキしながらショーの開始を待ちます。すぐ目の前のステージにハブが出てきたときは会場中が一瞬凍りました。そして悲鳴。笑。でもハブラブガールズのお姉さん達はさすが、巧みにハブを操り悲鳴を笑いに変えてしまうのです。ショーの後半にはウミヘビとマングースの水泳大会でほっこり。約20分、緊張と緩和の連続でわけがわからなくなりました。さて、次はお待ちかねの・・・

勇者の集まる撮影会

ハブショーの最後はヘビさんとの記念撮影会。(希望者のみ)お姉さんたちがヘビを肩にのせてくれますが、思ったより大きくて重いんです。ひんやりした体は常にウネウネ。。。たまに私の顔を見ながらチロチロと舌を出してくる。

首にハブを巻いて撮影会

ヒエっ!私の顔が引きつっているのは頑張った証です。笑

恐怖を乗り越えた後は外へ。屋外生体展示場では50匹以上のハブが放し飼いされています。恐怖がマヒしているため、野放しのハブは意外と大丈夫でした。でも大きなコウモリがたくさんぶらさがっているのには驚いてしまいました。最後まで手に汗握るゾーンです。

国内最大級の鍾乳洞・玉泉洞

国内最大級の鍾乳洞

実はおきなわワールドの地下には巨大な鍾乳洞が広がっています。それが天然記念物の玉泉洞(ぎょくせんどう)です。地元では宇和川壕(うわーがーがま)と呼ばれ、古くからその存在は知られていました。昭和の時代に調査が行われ、全長5000mの国内最大級の鍾乳洞ということがわかり、うち890mを観光用に公開しています。残りのエリアは研究用に保存されているそうです。

東洋一洞

6階建てのビルが建つ?

まずその大きさに驚かされるのがこの空間、東洋一洞。6階建てのビルが建つと言われる巨大なスペースで、上からも下からもみられる鍾乳石が幻想的。また、洞窟内の気温は年間を通して21度、水温は22度で一定で、特有の生き物や化石が多く見つかっています。その一部は洞窟内に展示されています。

鍾乳石

全部サンゴでできてる?

玉泉洞はサンゴ礁の海が隆起してできました。またサンゴでできた石灰岩は琉球石灰岩と呼ばれ通常の石灰岩より柔らかく、沖縄の温暖な気候も重なって鍾乳石の成長速度がとても速いのだそうです。玉泉洞の鍾乳石は100万本以上で国内最多といわれ、現在も研究が続けられています。観光用に歩道が設置されていますが、その上にも鍾乳石ができ始めていて、いつの日か鍾乳洞に飲み込まれてしまうのだろうなと思いに耽りました。

熱帯フルーツ園

沖縄ならでは!フルーツ畑

約30分の玉泉洞ウォークからエスカレーターで一気に地上へ。出たところは熱帯フルーツ園。暑い。グァバやパイナップルなど南国フルーツを栽培しています。果実だけでなく花を見られるのも珍しい。パイナップル畑で写真を撮るのもおすすめです。

フルーツ王国

フルーツ王国でひと休み

熱帯フルーツ園を抜けるとフルーツ王国。沖縄県産の南国フルーツやドライフルーツが並ぶ売店と、かき氷やアイスクリームを販売するパーラーが併設されています。木陰で涼みながら冷たいものをいただきましょう。カットフルーツ、生絞りジュース、ぜんざい、ラテ、モヒートどれにするか迷います。

琉球ガラス王国工房

琉球ガラスづくりを体験

琉球ガラス王国工房では琉球ガラスを体験できます。色とクリアガラス、泡ガラスなど表面の形状を選び、好きな形を選びます。旅の思い出とおみやげにもなる人気の体験です。所要時間も3~10分とお手軽。

琉球王国城下町

100年前の沖縄にタイムスリップ?

ガラス工房を抜けると琉球王国城下町。国の有形文化財に登録される4棟の家屋が移築され、100年以上前の沖縄の町並みが見られます。それぞれの建物内はおみやげ屋さんになっていたり、体験ができる施設となっています。

機織工房

色鮮やかな小物が並ぶ、機織工房

本格的な機織りが体験できる。体験だけでなく、琉球カラーのカラフルな小物が購入できておみやげにもおすすめ。建物は1934年に移築された旧上里家住宅、伝統的な構造が見られます。他にもシーサー作り体験、三線体験など沖縄らしい体験が各建物ごとにずらり。

琉球写真館

王族気分で散策したい

琉球写真館では琉球王朝時代の王族が着用した伝統的な衣装を着て写真を撮れます。着付けだけなら500円で利用できるお手軽さ。撮影後は衣装のまま散策できます。(琉球散歩コースは1,500円)

南都酒造所

おきなわワールドは酒造メーカーでもあった!

琉球王国城下町を抜けると南都酒造所。見学ルートを歩くと大きな工場ラインが。おきなわワールドではビールやハイボール、そしてハブ酒を製造・販売しています。直営ショップでは試飲もできるので車の運転をされない方はぜひお試しください。

たくさん並ぶハブ酒

ハブ、ハブ、ハブ、再び

酒造のライン見学はご注意ください、お酒に使ったハブが右にも左にも登場します。ハブだらけ!ハブ酒のハブは毒を抜かずにお酒に漬けるのだそう。長期間熟成させて、お酒に色が付いたら完成。手間暇かかってるのでなかなか高価なハブ酒。小さめな瓶の数千円で販売しているものもありますが、ハブが大きくなるほどお値段も上がります。こんなに種類が揃っているところはないのでぜひ立ち寄ってみてください。

健康バイキングちゅら島

沖縄の食材にこだわったヘルシーバイキング

広い園内に数か所あるごはん処の中でも人気なのが健康バイキングちゅら島。バイキング形式で80種類以上の料理が並び、ランチにぴったり。営業時間11:00~15:00(ラストオーダー14:30)

おみやげ専門店街

おみやげが全部揃う

健康バイキングちゅら島の下の階はおみやげ専門店街。空港並みの商品数とその広さにまず驚きます。店内の工場で焼いたカステラを試食させてくれます。お酒やお菓子などのオリジナルブランドもあり、おみやげが充実してます。ショッピング用に少し時間をとっておくといいかも。

青の泉

沖縄がいっぱいつまったところ

おきなわワールド、奥が深いです。他にもスーパーエイサーのショーなど見どころが尽きません。滞在時間はさらっと見るなら2時間、食事を入れたら3時間、玉泉洞や体験をするならもう少し余裕をみておくことをおすすめします。

基本情報

住所 〒901-0616 沖縄県南城市玉城字前川1336番地
営業時間 9:00~18:00(最終受付17:00)
定休日 無休