公開日:2021.08.25
2021年7月公開のアニメ映画「竜とそばかすの姫」の舞台のモデルとなった「浅尾沈下橋」。他にも映画「君が踊る、夏」や「県庁おもてなし課」などのロケ地としても以前から有名でしたが、高知旅行の外せない観光スポットとして、さらに注目度アップは間違いなし!
都会ではあまり聞きなれない沈下橋は、川が増水すると水中に沈む設計になっていて、川の流れを妨げないように欄干がありません。また、地域を結ぶ生活道としての役割だけでなく、川の遊び場など観光名所にもなっています。ちなみに浅尾沈下橋は、ダムの放流の際に増水注意を促すため、不気味で怖いサイレンが鳴り響くそうですよー。
透明度の高い水の色が特徴の仁淀川にかかる昭和45年に建設された「浅尾沈下橋」沈下橋は人工物ではありますが、周辺の緑豊かな山々ときれいな川の風景に馴染んでいて、とても絵になりますね。
夏にはアユ釣りやカヌーなどの川遊びを楽しむ人たちでにぎわいます。
全長約121m、橋幅3m。車同士すれ違うことはできませんが、歩行者とならすれ違うことが可能。橋の上から見た川は本当に透明度が高いので、川底が近くに見えたり、たくさんの魚が気持ちよさそうに泳いでました。でも危ないので、飛び込んだりしないようにしないでくださいね。
四季折々に表情を変える自然豊かな絶景の撮影スポットは、高知旅行の行程から外せませんね。天気がもう少し良かったら、もっと素敵な写真が撮れてたかも。
もう1ヶ所、写真スポットとして人気の「名越屋沈下橋」をご紹介。
「水質が最も良好な河川」の1つとして認定されている仁淀川の本流にかかる6本の沈下橋で最も下流に位置しています。
高知市内からのアクセスは車で約40分。国道194号線(そらやま街道)からのルートが近道で、いの町勝賀瀬(しょうがせ)から橋を渡ることになります。沈下橋手前には駐車場がありませんが、路肩に数台車を停めることができるスペースがあります。また、橋を渡ってすぐの日高村名越屋側にも待機所があり、数台車を停めることが可能です。
近年注目されている「仁淀ブルー」と称されている仁淀川にかかる昭和46年に建設された「名越屋沈下橋」。見た目は年季が入っていますが、この沈下橋も風景に馴染んでいるので、写真・動画の撮りがいがあります。
仁淀川にかかる沈下橋の中で最長の全長約191m、橋幅は3m。実は比較的交通量が多いため、橋の途中に4つの待避所が設けられており、車同士すれ違うことも可能。川面を走っている感覚で気持ち良いですよー。でもハンドル操作には気をつけてくださいね。
こちらも「浅尾沈下橋」と負けず劣らずの絶景スポットでした。
「竜とそばかすの姫」に登場する「浅尾沈下橋」とは、車で約20分と近いので、合わせて訪れても良いですねー。
MAP
交通 | 浅尾沈下橋:JR高知駅から車で約60分、高知龍馬空港から車で約70分、高知I.C.から車で約55分 名越屋沈下橋:JR高知駅から車で約40分、高知龍馬空港から車で約45分、高知I.C.から車で約35分 |
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駐車場 | 浅尾沈下橋:なし/名越屋沈下橋:なし ※沈下橋付近に数台停めれるスペースあり |
住所 | 浅尾沈下橋:高岡郡越知町字鎌井田本村向井 名越屋沈下橋:高知県吾川郡いの町勝賀瀬 |