砂浜美術館｜高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

建物のない美術館「砂浜美術館」

砂浜美術館。この言葉を聞いて皆さんはどんなことをイメージするでしょうか。私は当然こう思いました。「どんな作品があるのだろう？」おそらく皆さん、私と同じようなことを思うのではないでしょうか。
でも写真をみてください。なにもない砂浜。これを見て、あらためて皆さんはどう思いますか？「騙された！がっかり！」なんて思ったりしませんか？
いえいえ、これこそが美術館なんです。

まだ美術館であることが納得できないと思います。ではこの松原をみてください。ただの防風林にみえるかも知れません。何気なく見過ごしてしまいそうなこの景色。でもこの松原にも歴史があります。

以下、現地案内板より引用。
天正の頃、長宗我部元親の重臣谷忠兵衛忠澄が中村城代の時、囚人を使役して植樹したものと伝えられる。 一方、それ以前に松原があったことが『土佐物語』に書かれているので、忠兵衛植樹説は捕植説であろうとも言われている。

このようにどちらの説が正しいのか分からない。これって考えると奥が深く面白いと思いませんか？

砂浜美術館とは、今までなんとも思っていなかった自然、そこに生きる人々の暮らしなど“ありのままの風景”そのものを美術館と考えることなのです。
この考え方って素敵だと思いませんか？私はものすごく新鮮な気持ちになりました。

第35回Tシャツアート展

砂一面に並んだTシャツ。洗濯物を干すように並べられたこのアートは毎年、黒潮町入野海岸で大型連休に合わせて開催しています。全国から寄せられた一枚一枚違うデザインをゆっくりとご覧になっていただけます。このイベントに合わせて様々な催しが行われるため、全国から多くの方が訪れています。

Tシャツアートをいつでも楽しめる！

砂浜美術館から車で約5分。道の駅ビオスおおがた情報館ではTシャツアートをいつでもお楽しみいただけるよう「Tシャツづくり体験」のワークショップを行っています。

美術館の作品をモチーフにした「すなびスタンプ」を使って世界に一つだけのオリジナルTシャツを作りましょう！TシャツはTシャツアート展でも使われるものと同じで、オーガニックコットン100％の砂浜美術館タグが付いた特注品。おひとり様からご参加可能です。

詳細情報

ありのままの海の動物園を体験しませんか？

春から秋までの期間限定でホエールウォッチング体験はいかがでしょうか。砂浜美術館の一番西部に位置するホエールウォッチングセンター。ここではホエールウォッチングや夜光虫を見に行くツアーを行っています。予約の期限は乗船希望日3日前までとなりますので、ご検討の方はお早めに！

珍しいお土産も！深海サメジャーキー・・・。どんな味がするのでしょうか。気になる方は是非ご賞味ください。