公開日:2021.08.26
今回訪れたのは2021年3月にできたばかりの観光スポット、海洋堂space Factoryなんこくです!
この施設では「作る楽しみを、すべての人に」というキャッチフレーズを掲げ、県内外から多くのお客様が訪れるスポットです。
海洋堂space Factoryなんこくへは、高知龍馬空港より車で約10分、高知駅からは車で約20分。隣接する駐車場も広く、乗用車で約50台駐車することができます。大型バスも2台停められるので、高知県内からも学校行事等で訪れるスポットです。ただし、周辺の道路は交通量が多く、路面電車も走っているので車の運転には十分お気を付けください。
それでは早速、館内にお伺いしてみます。
館内に入ってすぐ、海洋堂一の目玉展示物「生命の塔」があります。なんと大きさは台座を含めると4mもあるそうです。並ぶと生命の塔の大きさがよく分かります。
この塔の作者は生物造形の世界では知らない人がいないほどの知名度がある「松村しのぶ」さんが作られたそうです。ガチャガチャの景品のような小さな作品でも、動物の専門家が唸るほどリアルな作品を作り上げる松本しのぶさん。今回手掛けた4mの生命の塔では恐竜や鳥、魚や爬虫類など地球上の様々な動物たちが細かく描かれ、素人の目で見てもとてもリアルで今にも動きだしそうなほどでした。
正面にいたサメと写真をパシャリ!
「うわぁ~食べられちゃう~」なんて言いながら写真を撮ってみました。歯の1本1本や口元のシワなど、テレビや映画で見る本物そっくりでした。
順路に沿って進むと、次はフィギュアやおもちゃの展示コーナーです。ここでは、懐かしいおもちゃや、有名なフィギュアがガラスケースの中に数多く展示されています。ここはお子様だけでなく、大人の目も釘付けになってしまいそうです。
海洋堂Space Factoryなんこくでは、昔懐かしいキャラクターから、最近のキャラクターまで幅広いフィギュアをご覧いただけます。
フィギュアが多く並んでいる反対側では、今まさに新たなフィギュアが生み出されようとしている現場を見ることができます。ここでは「ソフビフィギュア」の製造を見学できます。
「ソフビ」とはソフト塩化ビニールの略だそうで、中が空洞になったフィギュアになるそうです。分かりやすく言うと、子供のころに遊んだ指人形のイメージです。
制作過程を見ていると簡単そうに見えますが、やはり奥が深いようで、色塗りなどは熟練の職人さんでもかなりの時間を要するそうです。
展示ゾーンを抜けると、何か大きな展示物が見えてきました。なんと、ゴジラ!ゴジラです。ゴジラの足元の町は、海洋堂がある南国市をモチーフに作っているそうです。
とても細かい作品ですが、驚くにはまだ早い!この展示がすごいのはこれからです。
実はこの展示、自分でボタン操作をしてゴジラを倒すことができるのです。
ゴジラから街を守る防衛軍の気持ちになってボタンを押すと、ミサイルが映像の中で飛んでいきます。そしてミサイルを発射しているのが、今いる「海洋堂space Factoryなんこく」という設定。なんとも男心をくすぐられる演出で感動してしまいます。
1階の展示ゾーンを抜け2階に上がると、ものづくり展示室となっています。
南国市には製造業を営む事業所がとても多いそうで、そのことを知ってもらうために展示をおこなうのが、ものづくり展示室です。
企業が作ったもの以外にも地元の大学生や高校生が作ったロボットや機械も展示されています。ほんとに学生が作ったのかと思うようなレベルの高い作品が多く圧巻でした。隣にはフィギュアなどを購入できるショップもあるので気になる方はお立ち寄りください。有名なキャラクターや懐かしのものが多く販売されていますよ~(笑)
2階ではフィギュア作り体験もできます。
体験は簡単で、フィギュアに色を塗ったり土台にくっつけたりします。特に子供連れの方にはオススメ。自分でフィギュアが作れるとなれば、お子様のテンションもUPすること間違いなし!
最後に3階ではイベントの展示をおこなっていました。
私達が訪れた2021年7月は地元の方々が制作された作品が展示されていました。
皆さまが訪れる日にはどんな展示がされているのでしょうか。
少し楽しみにしてお越しください。
MAP
交通 | JR後免駅から徒歩約10分、高知龍馬空港から車で約5分、南国I.C.から車で約10分 |
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料金 | 無料 |
時間 | 10:00~18:00(最終入館17:30) |
定休日 | 火曜日(祝日は開館。その場合、翌日が休館日)、年末年始(12月28日~1月1日) |
駐車場 | あり |
住所 | 高知県南国市大埇甲1623-3 |
TEL | 088-864-6777 |