館
公開日:2023.07.29
新・足摺海洋館「SATOUMI」から海岸沿いに歩いて約12分、せっかく来たら一緒に見ていただきたい足摺海底館をご案内します。竜串海中公園に位置する足摺海底館は、360度設置された海中窓から水深7mの海底をのんびりと観察することができます。
まずは、新・足摺海洋館「SATOUMI」の隣にある、こちらの「ぐるっと竜串ウエストパーク」の駐車場に車を移動。
芝生の広場前には広い駐車場があります。ただし、足摺海底館や竜串海岸グラスボート受付に行かれる場合は手前側に駐車した方が近くになります。
駐車場前の広場には、滑り台があちこちに伸びる遊具が。小さなお子様連れはしばらくここを離れられない予感です。
駐車場の隣には足摺海底館を示す案内看板があります。これに沿って約500m先が目的地です。
駐車場となりの建物は、日本最大級のシコロサンゴが見られる竜串海岸グラスボートの受付。もちろん体験する予定でしたが、この日は残念ながら海中の透明度不足で欠航していました(涙)
本来は受付を終えたら先にある乗り場からグラスボートに乗り出港!となる予定でした。
そして、竜串海中公園のサンゴや熱帯魚を観察して、「見残し海岸」に着岸して海岸を散策し足摺海底館へ。しかし、今回は残念!次回に再チャレンジしたいと思います。
海岸を進むとグラスボート乗り場があります。そう、ここから乗船している写真の予定でした。
さらに先へ進むと、竜串海岸の奇岩を抜けていくような歩道が続きます。これは「竜の波がえし」と名付けられた岩。何万年もかけて潮風や波に浸食されてこのような形になったそうです。
さらに進みながら、夫婦岩、鯨のひるね、千のこしかけなど名前が付けられた奇岩を見ていると足摺海底館が見えてきます。
全国に海中展望塔は6か所あります。ここ足摺海底館(高知県)以外に、白浜海中展望塔(和歌山県)、串本海中公園海中展望塔(和歌山県)、かつうら海中公園海中展望塔(千葉県)、玄海海中展望塔(佐賀県)、ブセナ海中公園海中展望塔(沖縄県)です。
海中展望塔は6か所とも同じように海へ続く橋脚を進み海中へ降りていく造りです。さて、竜串海中公園の海底へと進んでみましょう!
入口に到着しましたが、本日の透明度は1~3mの情報が目に入りました。新・足摺海洋館「SATOUMI」で聞いていたので覚悟はしてましたが、改めてほとんど見えないと言われました(涙)
共通券をここで提示して、入館します。足摺海底館の入口でも龍馬パスポートにスタンプを押していただけるのでお忘れなく。
らせん階段は64段、人一人分の道幅ですれ違うには譲り合いが必要な程で決して広くはありません。でも、それが更に海中探検をしているようでワクワクしてきます。
ついに水深7mの世界に到着。薄暗くなった室内にはグルっと一周16箇所に直径60cmの展望窓が設置されています。
一つ一つ窓を覗いていると魚が横切ったり珊瑚が見えたり、あっという間に時間が過ぎていきます。
突然、魚群の窓を発見!明らかにここだけお祭り騒ぎになっています。いったい何が。
とりあえずテンションMAXで慌てて写真を撮りました。
答えは、地上に上がってきてから分かりました。透明度が低いからの特別サービスなのか、毎回のお客様サービスなのかは分かりませんでしたが魚が集まるようにエサが入ったかごを海中に投げ入れてくれていたようです。
4段おりてきたという事は、帰りはもちろん64段上ります。次は透明度が高いときに見れることを楽しみにまた行きたいと思います。
足摺海底館の出口から来た道を見るとこのような感じです。海岸沿いに遠い道のりに見えますが、駐車場までが12分程、新・足摺海洋館「SATOUMI」までは15分ほどで見た目より近いようにも思えます。
※施設の内容は2023年6月時点の情報です。
MAP
交通 | 高知駅から約150分 |
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時間 | 9:00~17:00(最終入館 16:30) |
定休日 | 年中無休(荒天時臨時休業あり) |
駐車場 | 無料(普通車50台、大型2台) |
トイレ | あり |
住所 | 高知県土佐清水市三崎4032 |
TEL | 0880-85-0201 |