公開日:2024.3.9
神津島は伊豆七島の中でも、日本一にも選ばれた透明度を誇るコバルトブルーの海が魅力の島です。
特に伊豆諸島ツアーで神津島を訪れるならメインビーチ「前浜海水浴場」は外せない観光スポットです。
前浜海水浴場は島の中心部に位置する神津島港の南側へ伸びる全長約800mの白砂のビーチです。
旅館や民宿が集中する中心部に近いこともあり、アクセスが良いため海水浴シーズンの7~9月は多くの来島者でにぎわいます。近くにはシャワーやトイレなどもあるので快適です。
前浜海水浴場の魅力は何といってもその透明度の高さでしょう。
砂が白く海中が明るいので、晴れた日は透明度が増し水面の美しさが際立ちます。
ビーチの奥へ進むとゴツゴツとした岩場が現れます。地元では「つまり」と呼ばれるスポットです。広いビーチの中でも比較的流れが穏やかな場所なので小さなお子様連れでも安心して海遊びが楽しめます。
岩場には天然のプールのようなスポットがあります。小さな魚やカニなどの生き物がたくさん隠れており、磯遊びやシュノーケリングにおすすめです。
実際に岩場周辺を泳いでみると、色とりどりの魚が出迎えてくれます。様々な海の生き物を眺めながらの海中散歩は思わず時が過ぎるのを忘れてしまうほどの素晴らしさです。
ビーチサイドには遊歩道とウッドデッキが設けられています。ベンチやテーブルなどもあるので、休憩やお弁当を持って海を見ながらランチを楽しむのにおすすめです。
海岸沿いの道にはひときわ目を引くモニュメントがあります。「水配り像」は神津島に伝わる「水配り伝説」を伝えるシンボルです。
その昔、島々の水の分配を決めるために伊豆諸島の中心であった神津島に神々集まり会議を開いたとされています。
水が貴重とされる離島ならではの伝説ですね。
水配り像の一番上に立つ神津島の神が柄杓で水を配り、その下では御蔵島、新島、八丈島、三宅島、大島の神が水を分けてもらっています。一番下には伝説の中で寝坊して水の分配に遅れた利島の神が眠っており、その姿がなんともユーモラスです。
前浜海岸は島の西側にあるビーチなので、夕方にはこのようなサンセットを見ることができます。
神津島に点在する観光スポットを巡った締めくくりに、この夕日を眺めるのも良いかもしれません。
MAP
住所 | 〒100-0601 東京都神津島村 |
---|---|
交通 | 神津島港から徒歩約3分 |
駐車場 | なし |
トイレ | あり |