東京から南へ180kmの場所にある三宅島は、島の中央にある雄山を中心にたびたび噴火をすることで知られている。島のあちこちで火山島ならではの独特の景観を見ることができる。
約2,500年前にできたという大路池は伊豆諸島最大の淡水湖でたくさんの野鳥が生息するバードウォッチングの聖地。周囲は約2kmで遊歩道が整備されている。近くにあるアカコッコ館にはレンジャーが常駐しており、野鳥について詳しく教えてくれる。
黒潮の影響を受ける三宅島は日本有数のダイビングスポットでもある。海中ではサンゴ礁やカラフルな熱帯魚、ウミガメなどの生き物たちに出会える。メガネ岩の下は巨大なアーチが3つもあって迫力満点。
東京から三宅島までは大型客船で最短6時間30分。
溶岩流が波で浸食されてできた奇石。元々は穴が2つありメガネのように見えていましたが、昭和37年の噴火で片方が割れてしまった。付近の海はダイビングスポットになっており、年に数日だけ期間限定でダイビングが解禁される。
海岸に見える黒い高まりが新鼻新山と呼ばれている。1983年の噴火の際に一夜にしてできた火砕丘で三宅島では有名な観光スポット。
三宅島の自然を多くの人に知ってもらうために1993年に設立された。日本野鳥の会のレンジャーが常駐。アカコッコは日本にのみ生息する固有鳥類。国の天然記念物で主に伊豆諸島南部に生息している。
明治42年に建てられたランプ式無人灯台。上に上がると天気の良い日には新島や神津島、そして富士山が見えることも。