神津島の名前は伊豆の島々を造った神々が集まった場所であったことに由来している。島には神々が各島に水を配分する会議を開いたという水配り伝説が残っており、その象徴として前浜近くには水配り像が建てられている。島の至る所に湧水があり、多幸湧水とつづき湧水の2か所が東京名湧水57選に指定されている。
神津島のシンボルともいえる天上山は、「花の百名山」に選ばれるほど様々な花が咲く。標高は572mで初心者でも登れるレベルなのでぜひチャレンジしたい。ベストシーズンは春と秋。
日が沈むと空は星で埋め尽くされ、島がまるごとプラネタリウムになる。神津島では認定を受けた島民が星空ガイドとして星空の魅力を案内してくれる。
伊豆諸島の中で一番西にある神津島へは高速ジェット船で最短3時
間05分、大型客船なら最短9時間55分でアクセスできる。
神津島の北の端に位置する海水浴場。木造の遊歩道は全長500mもあり、アスレチック感覚で海岸を散策できる。海中は足がつかないので気を付けてダイビングやシュノーケリングを楽しもう。
絶壁に囲まれたひょうたん型の入江。波が立たないのでまるで池のように見えるが実は海とつながっている。坂道が多いので車かバイクで行くのがおすすめ。
1年を通して伊豆諸島の固有種をはじめ様々な花が咲き誇る天上山。「花の百名山」にも選ばれている。トレッキングには6時間くらいかかるため、しっかりと装備してチャレンジしよう。
約800mの白砂が続く海岸で、島内で最も人気がある。宿がある中心部から近いためアクセスが良く夏は大勢の人で賑わう。トイレ・温水シャワー完備。