公開日:2021.8.31
壱岐ツアーのおすすめ観光スポット「辰ノ島遊覧」は、壱岐島の最北端にある勝本港から出航します。港に着いたら、まず「勝本町漁港観光案内所」でチケットを買いましょう。
料金 | 遊覧のみ | 大人1,500円/小人750円 |
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遊覧+島上陸 | 大人2,000円/小人1,000円 | |
出航時間 | 9:55~15:35の1時間に1本(12時台除く) |
※2021年6月現在
辰ノ島遊覧船は定員60名の小さなクルーザーです。座席は1階の船内と2階の甲板にあります。2階の甲板がおすすめですが、波しぶきがかかることがありますので、覚悟の上でご乗船を!それでも2階の甲板がおすすめです。
遊覧船は、9時5分~15時35分の間で1日6本出航しております。天候や波の状況によっては、欠航の場合もありますので、事前に勝本港に電話にて問い合わせをしておきましょう。
出航すると船はスピードを上げて大海原に!真っ青な海が広がり、さわやかな海風が体に当たり、気分爽快!テーマパークのアトラクションのような冒険が始まります。
最初に現れるのは、茂みの中から顔を出しているように見えるオオカミ。何か獲物を狙っているのでしょうか?
さらに進むと、海の色がエメラルドグリーンに変わってきました。そこには何やら洞窟のような窪みが。なんと船はその窪みの奥まで進んでくれるみたいです。ワクワクしてきました。
ギリギリまで近づくと、ギリシャ神殿の柱のようなものが現れてきました。それはまさに芸術作品そのもので、自然の力によってできたものとは思えません。海の水も透明度がとても高く、底の岩がはっきり見えます。壱岐にも「青の洞窟」があったのですね。
船は島の北側に進み、巨大な岩やそれにぶつかる波しぶきが益々ダイナミックになってきました。そこに突如巨大マンモスが!海からマンモスが現れる姿は、まるで特撮映画を生で見ているようです。
ついにクライマックス。横に大きく広がる断崖絶壁!「大屏風」と呼ばれるこの岩は、辰ノ島のちょうど裏側に位置します。辰ノ島に上陸して、島の北側の遊歩道を頂上まで登ると、この岩の上に行くことになります。想像しただけで、恐ろしい!
さらに近づいて上を見上げると、何層もの地層がくっきり見えます。長い歴史の中での積み重ねが、目の当たりにできます。理科の課外授業みたい。
島を1周して、遊覧は終了となります。最後に「辰ノ島海水浴場」が見えてきました。透明度の高い遠浅の海が、ビーチからずっと続いています。船の上からでも魚が泳ぐ姿が見えます。そのまま海に飛び込みたい気分です。
辰ノ島渡船発着場に到着したら、上陸する人はそこで降り、遊覧のみの人はそのまま船に乗っておいてください。約30分間のクルージングは見ごたえたっぷりでした。終わってからすぐにでも、もう1回乗りたいと思うなんて、まさにテーマパークのアトラクションみたいですね。
壱岐旅行ではおすすめの観光遊覧でした。
MAP
住所 | 長崎県壱岐市勝本町勝本浦(勝本港) |
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交通 | 勝本港辰ノ島渡船場より出航 |
所用時間 | 約40分 |
定休日 | 無休(11月末までは定期運航、12~2月はチャーター対応) |