戦国武将人気NO.1ともいわれる真田幸村ゆかりの城、上田城に来ました。東虎口櫓門前で記念撮影できるパネルがあるのでさっそく写真を撮ってみました!
上田城は、真田昌幸(幸村の父)によって築かれた城で、徳川軍を2度も撃退した難攻不落の城として知られています。
今回はおもてなし武将隊が上田城を案内してくれる「上田城ぶらり散歩」に参加しました。この日の案内人は、真田十勇士の一人、穴山小助でした。東虎口櫓門の前から出発します。「上田城初めての人ー?はーい!」
東虎口櫓門の正面右にある真田石です。直径3mもあり、並んでみるとかなり大きいのが分かりますね。幸村の兄・真田信之が松代に移封命じられた際に、父の形見として持っていこうとしたが微動だにしなかったという伝説があります。
現在、本丸跡が真田神社となっていて歴代城主が祀られています。難攻不落の城ということから落ちない神社として、受験生にも人気があるようです。
真田神社境内、左手奥に進むとある真田井戸。この井戸には抜け穴があり、城北にある太郎山麓の砦や上田藩主居館に通じていたといわれています。
真田井戸のさらに奥に進むと県宝の西櫓があります。この西櫓は、上田城で現存している唯一の櫓で造られた当時のまま残っています。外壁は板ばりで、その上から軒の部分までを塗籠としています。これは寒い地域の城によく見られる様式なんだそうです。
武将隊の方に説明しながら案内してもらうんですが、参加した人がたくさんいたにも関わらず声が聞き取りやすく、私にもわかるような説明でした。また、質問にも答えてくれます。また東虎口櫓門に戻り、今度は外に行きます。
駐車場横を通って歩いていくと三吉米熊像があります。近代日本の養蚕業の先駆者で、小県群立蚕業学校の初代校長になった人です。上田の歴史上の人物として欠かせない人。
二の丸橋の手前まで来ました。案内はここで終わりです。最後に案内してもらった武将隊と一緒に写真を撮ってもらいました。「上田城ぶらり散歩」に参加した人全員に、ティッシュとステッカーがもらえます(^ム^)
武将隊の案内では、公園内の奥の方には行かないので、まだ行っていないところをガイドさんに案内をお願いしてまわっていきます。
先ほど見た西櫓の下に道があるので、そこを通って公園内をまわります。一番上の石垣がきれいに一つ欠けているのがわかりますね。
こちらは招魂社です。戊辰戦争などの戦争で亡くなった戦死者を祀る御社。少し入口から離れているためか,静かでどこかひっそりとして雰囲気。
本丸にみられる隅おとし。これは土塁の北東(丑寅)隅を切りこみ、「鬼門よけ」としたもので上田城の大きな特徴のひとつのようです。木で少し隠れているため、ガイドさんの案内がなければ、見落としてしまいそうなポイントです(゜o゜)
公園内を1周まわってきました。上田市立博物館は二の丸橋のすぐ近くにあります。上田の歴史に関する資料などを展示しています。真田昌幸の甲冑や、織田信長の遺品である織田信長所用革胴服なども展示されています。
終わりに・・・この地に昔、真田幸村がいたかと思うと胸が熱くなるものがあります。武将隊に案内され城を歩いているとまるでタイムスリップしたかのような感覚になりました。今回、上田城へ来たことで少し真田幸村に近づいたような気がしますヽ(^。^)ノ