戸隠神社五社の一つ、宝光社です。御祭神は、中社祭神天八意思兼命の御子神天表春命で、開拓学問・技芸・裁縫・安産・厄除け・家内安全などにご利益があります。また、女性・子どもの守り神でもあります。
鳥居をくぐって参道を少し歩いていくと、階段の前に狛犬が迎えてくれます。
右側の狛犬が阿形の「あ」で口を開いていて、左側は吽形の「うん」で口を閉じています。
急で長い階段をのぼっていきます。この階段270段もあり、かなりしんどいです(゜o゜)階段、左に勾配のゆるやかな女坂もありますがこちらも階段ほどではありませんが中々ハードでした。
階段をあがると、神仏習合時代の面影を残す社殿があります。拝殿の彫刻は見事なもので、親子龍などが飾られている。これらの彫刻は宮彫師の北村喜代松のものです。
しっかりとお参りします。参拝作法は二拝二拍手一拝でその前後に会釈を加える良いそうです。神社によって参拝作法が違うのですね(^v^)
7年に1度の式年大祭の大神輿が中に保管されている神輿庫が境内にあります。戸隠神社の式年大祭とは、宝光社の神様が、御父神である中社の神様のもとに渡御され約2週間の御同座を経てお還りになる父子ご対面の神事です。
宝光社から火之御子社へは700m、中社へは1.4kmの距離を、この神道を通って歩いていけます。ただし、かなり急で厳しい道なりのようです。私たちは車で移動しました(^^)