戸隠神社五社の一つ、中社に来ました。天照大神が、天岩屋にお隠れになった時、岩戸神楽(太々神楽)を創案し岩戸を開くきっかけを作った、天八意思兼命を御祭神として祀っています。学業成就・試験合格・商売繁盛・開運・家内安全にご利益があります。
大きな鳥居をくぐり中に入ると、まず手を洗います。
左手→右手→口の順番に清めて、最後残った水が柄杓の柄の部分を洗うように流します。
参道は長い階段が続きます。長く高い階段なので、足が悪い方などは階段の左手にある女坂から行くと、手すりもあり、ゆるやかです。
階段上がってすぐ左に樹齢700年を超える御神木があります。背が高く、頭がしんどくなるぐらい見上げないと一番上まで見えないです。
道入り口にも狛犬がいたのですが、階段をあがったところにも狛犬がいます。社殿には、平成15年に復元した狩野派の絵師河鍋暁斎作の「龍の天井絵」があります。平日で天気も良くなかったですが、人が結構いました。順番を待ってしっかりお参りします。
善光寺の北から戸隠まで続く参詣の道を戸隠古道といいます。現在、ウォーキングコースとして親しまれていて、ウォーキングルートには拓本のとれる石柱が30ヵ所設置されています。拓本集印帳はお土産屋さんなどで、500円で売っています。写真は中社に設置されている石柱。
社殿の右手、奥の方に行くとさざれ滝があります。大きな滝ではありませんが、滝の音が響き、神聖な雰囲気を作り出していました。
宝物館と参集館が併設された青龍殿です。宝物館は、入館料300円で戸隠神社に伝わる宝物約40点と歴史資料が展示されています。