武田信玄と上杉謙信による、計5回・12年余りに及ぶ「川中島の戦い」ゆかりの寺、典厩寺に来ました。第4次川中島合戦で討死した信玄の実弟の信繁と、両軍の戦死者6000余名を弔い供養しています。こちらの山門は、松代藩主三代真田幸道公の御霊屋の門を、移築したものです。
山門を入ってすぐ左に受付があります。お寺の中を見てまわるのには、拝観料200円が必要です。こちらで由緒書きをもらって中に入ります。
川中島合戦300年を記念し建てられた閻魔堂。中にある約6mの閻魔大王像は日本一大きいと言われていて、近づいてみると大きさに圧倒されました。
討死した信繁の首を敵から奪い返し、丁寧に洗ったといわれる首清めの井戸です。中をのぞくと底が見えたのでそんなに深くはなさそうです。
ボケ封じの石。石にさわって頭を撫でるといいらしいとの事でしっかり撫でてきました。
縁起物の大灯篭は、自分の十二支とカエルを触って、若がえる(健康長寿)・旅かえる(交通安全)・宝かえる(金運招福)です!
武田の副将であり、信玄の片腕として活躍した信繁の墓。信繁は、通称・典厩と呼ばれ、典厩寺という名前も真田信之が典厩信繁公を弔って名付けられています。また、真田幸村の本名は、典厩信繁公の武勇にあやかって真田信繁と名付けられているそうです。お寺の方が丁寧に説明して頂きました。
本堂の入り口脇には、甲斐武田の旌旗「風林火山」、越後上杉謙信の大牙旗「毘」と大纏の「龍」字が書かれた大きな旗が掛けられています。
武田上杉両雄の一騎討ちの碑です。近くにある川中島古戦場の八幡原史跡公園にある信玄・謙信一騎討ちの像もこの碑を元に作られたそうです。
こちらは境内にある川中島合戦記念館です。信繁の兜など貴重な史料を数多く展示しています。
入口の受付のところにパンフレットなどの書物が売っていたので手ぬぐいを購入!信玄・謙信一騎討ちの図が書かれていてすごくかっこいいですね。帰りに山門の前で手ぬぐいを持って記念撮影(^^)