信網寺の現地レポート
真田信綱夫妻、昌輝のお墓がある 信綱寺
真田町にある信綱寺へきました。こちらには真田幸村の伯父にあたる信綱夫妻、昌輝のお墓があります。まず最初に現れる山門は、とても立派ですが後から建てられたものだそうです。そのまま階段を上がると本堂があります。
信綱の首を包んだ 血染めの陣羽織が収蔵
信綱寺には、長篠の戦いで戦死した信綱の首を包んだ血染めの陣羽織が収蔵されています。事前連絡が必要ですが、この血染めの陣羽織は宝物館で見ることができます。
苔がびっしりとはりついた山道
本堂の裏手の方に、信綱夫妻と昌輝のお墓があるので行ってみます。苔がびっしりとはりついた山道を登っていきます。勾配がきつく苔で足元が滑りやすいので注意が必要です。
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墓所に到着
山道を登りきったところに墓所があり、左から信綱夫人、信綱、昌輝のお墓と3つ並んでいます。幸村の祖父・幸隆の跡、家督を継いだ信綱ですがわずか1年足らずで戦死してしまいます。信綱の死後、真田の家督は弟である昌幸が継ぐことになりました。
旗印のようレリーフ
信綱寺の向かいに真田氏の歴史を表現した歴史の丘があります。六紋銭の入った旗印のようなレリーフが建っている広場はまるで合戦場のように見えます。長篠の戦いから大阪の陣までの流れの中、様々な戦国武将の花押(サインのようなもの)が書かれた石碑があり、時代区分を学ぶのにわかりやすものになっていました。