真田氏本城跡に来ました。真田氏館跡から北東1.5kmほどある山城で、規模や構造から考えて、ここは上田城の築城までの間、真田昌幸が本城として居城したと推定されています。
山城に必要な水の手があります。この水は飲むこともできるそうで、コップがかけられていました。籠城する際に水(飲み水)はとても大切になっていて、水の手が絶たれた城は簡単に落ちてしまうそうです。城を造る際、水の手の確保が重要な条件となってきます。
私達はすぐそばまで車できたのですが、レンタサイクルで来ている人もいました。レンタサイクルは「ゆきむら夢工房」で借りることができます。入口から少し道になっているところをプチハイキング気分で歩いていきます。標高190mの小高い山にあるので、とても見晴らしが良く真田町の景色を見渡せます(^v^)
道なりを歩いていくと、土塁があり真田氏本城の説明書きがありました。ちなみに土塁とは、敵の侵入を防ぐために土を盛り上げ築かれた土手状の砦です。
土塁の奥の方に本郭があるのでまわって行きますが、すぐ下は崖になっていて柵などもありませんので足元に注意して行って下さい!
土塁の横からまわってくると、真田氏本城跡の碑が立てられている本郭です。ここに真田幸隆や昌幸も立っていたのでしょうか(゜-゜)上田盆地への眺望が開け、眼下には小県と北上州を結ぶ上州道を押さえています。
本郭に続き、直線上に少しずつ低くなりながら二の郭・三の郭も続きます。こういった山城は、歴史的なことが難しく手をつけづらいと思う方でも少しハイキングをという感覚で楽しんでもらえるんではないでしょうか(^v^)山城と真田町の立地などが少しわかったところで次の目的地へ向かいたいと思います。