鹿児島市から約480km南西にある徳之島。鹿児島または奄美大島から飛行機でアクセスできる。サトウキビやジャガイモなどの農業とソデイカや敦夫などの漁業が主な産業である。牛同士を戦わせる闘牛が盛んで、その歴史は江戸時代までさかのぼる。出生率が高く常に全国トップクラスを誇り、また長寿の島でもある。
徳之島の闘牛は島民の娯楽として定着していて、観光客にも人気がある。ルールは闘牛がお互いの角を突き刺してぶつかり合い、どちらかが逃げ出したら勝敗が決まる。大迫力の闘牛大会は目の前で見てみたい。
徳之島出身の横綱・朝潮太郎の記念像。豪快な押し相撲で人気があった。優勝5回・殊勲賞4回を誇り、今も島の英雄と讃えられている。
東シナ海に面したこの海岸線では、季節風や荒波によって浸食された断崖・奇岩が見られる。別名メガネ岩とも呼ばれる人気の撮影スポット。飢饉のときに人畜を襲う犬をここから投げ捨てたことからこの名前が付いた。
樹齢400年ともいわれるソテツが200mに渡ってトンネル状に群生している。トンネルを抜けた先にある金見崎展望台からは、天気の良い日には釣り人気スポット「トンバラ岩」や奄美大島まで見渡せる。