公開日:2017.7.8
遠い昔、シニグとアマミクという2人の神様が漁に出かけました。舟の舵が浅瀬にかかっていしまい、二人は舟を降りました。すると珊瑚礁がムクムク盛り上がって島が生まれました。
島海の神話の中で舟の舵が引っかかってしまったのがここ舵引の丘です。朝日を迎え、夕日を送るこの地は琉球と大和、そして神々を結ぶ神聖な拝所・聖地です。
舵引の丘は与論島を南北に縦断するウロー山脈の稜線でもあります。周辺を歩くと琉球石灰岩の中に鍾乳石やサンゴと貝の化石を見ることができます。
舵引の丘に立つと、南には沖縄の国頭(くにがみ)、本部半島、伊江島(いえじま)、西には伊平屋島(いへやじま)、伊是名島(いぜなじま)、北には沖永良部島、そしてその先には徳之島を望むことができます。
住所 | 〒891-9301 鹿児島県大島郡与論町 |
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TEL | 与論町商工観光課 0997-97-3111 |