公開日:2017.7.10
島の南東、赤崎海岸のすぐそばに小さな白い建物があります。階段を下へ進んでいくとダイナミックで幻想的な大地、赤崎鍾乳洞が顔を出します。
珊瑚礁が隆起してできた与論島。海棲生物や海藻、珊瑚などが堆積し石灰岩となりました。そして雨水が石灰石に流れ込み、少しずつ少しずつ溶かしていきます。それが10万年とも100万年ともいわれる長い時間をかけて現在の赤崎鍾乳洞が形成されました。そして昭和40年に日本大学の洞窟探検部によって調査発見されました。
赤崎鍾乳洞は全長約120m。頭上から鍾乳石が迫る、狭く薄暗い鍾乳洞の中は珊瑚の化石や千枚田テーブルなど幻想的な地形を見ることができます。鍾乳洞の中は涼しくて快適ですが滑りやすいのと頭上の鍾乳石にご注意ください。
(料金は2017年現在)
住所 | 〒891-9300 鹿児島県大島郡与論町麦屋678 |
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TEL | 0997-97-2069 |
定休日 | 水曜日(夏季、GW、年末年始無休) |