公開日:2017.7.3
バス通りから1本入った先にある神社、按司根津栄神社(アジニッチェージンジャ)ごご紹介します。
琉球統治以前に与論島を治めた按司根津栄を祀った神社です。按司根津栄は、幼児の頃から武術に長けていたため琉球王にほれ込まれ、与論島を治める按司(アジ)の位を与えられました。根津栄(ニッチェー)という場所で生まれたことから、按司根津栄と名を授けられ、琉球王の側で仕えていました。しかし、与論島に帰ることを願い出ると琉球王と対立し、命を落としたと言い伝えられています。今も境内には頭蓋や遺品が奉納されています。
(ヨロン島観光協会HPより抜粋)
鳥居をくぐると20段ほどの石段が続き社が見えてきます。
按司根津栄神社の由来が書かれた案内には、与論島の方言「ユンヌフトゥバ」も混ざって普段聞きなれない言葉も登場します。
ヨロン島の形の絵馬に熱帯魚が描かれたかわいい絵馬もあります。按司根津栄神社の由来からはギャップが大きすぎて驚き!観光で訪れる方が多いヨロン島ならではの絵馬、武術に優れた按司根津だけあって、勝負事にご利益があるとか。あとは、なぜか恋愛成就。
与論島の思い出に、かわいい絵馬で願い事をしてみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒891-9304 鹿児島県大島郡与論町朝戸522 |
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TEL | 0997-97-3611 |
駐車場 | あり |