福岡県は人口約500万人の大都市です。その中心地にあるのが博多です。福岡空港からJR博多駅には地下鉄で2駅約5分と飛行機を利用するにもアクセス便利です。
中世より貿易として栄えた都市で、JR博多駅の徒歩圏内には旧市街地も広がり、寺院など多く残っています。
現在は、中洲や天神といった繁華街があり、観光とグルメでは屋台も有名です。博多と言えばやっぱりラーメンはおすすめ、是非食べてみてください。
北九州市にある小倉。博多駅からは新幹線で約15分、特急で約40分のところに位置します。
小倉城がある勝山公園には、春にはサクラ、秋にはケヤキの紅葉が有名です。JR小倉駅から徒歩圏には、北九州市立松本清張記念館や森鴎外旧居などがある。また、大正時代初期に始まった旦過市場は今でも北九州の台所と呼ばれるくらい賑わっている。
熊本空港へは、羽田空港より約1時間55分、大阪伊丹空港より約1時間10分。
熊本には、多くの活火山や有名な温泉があります。市街地には熊本のシンボル熊本城があります。熊本市役所14階から市街地を眺める展望台も人気。また、水前寺成趣園は桃山式の回遊庭園で、観光地ランキングでは常に上位。
下通アーケードは、県内でも最も華やかな街で、ショッピングやグルメを堪能できます。特に、馬刺しも有名ですよ。
毎分87,000リットルを越える日本一の湧出量と源泉数を誇る日本三大温泉のひとつ大分県別府市にある「別府温泉」は歴史が古く、8世紀初め頃の神話に別府の名前が記されており、はるか昔から傷や病に効く温泉地として親しまれてきました。
古い温泉地ならではのレトロな雰囲気が漂う街中をぶらりと散策するのも観光の楽しみの一つです。
また、「別府地獄めぐり」や湯けむりが立ち上る別府温泉を一望できる「湯けむり展望台」は観光では外せないスポットです。
大分県のほぼ中央部に位置する由布院温泉は、湧出量と源泉数ともに全国2位を誇り、リピート率の高い人気の温泉地です。
代表的な観光地である「金鱗湖」は、儒学者の毛利空桑が湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て名付けたと言われております。秋から冬の早朝には朝霧に包まれた幻想的な風景が特に人気です。
また、お洒落なカフェやレストラン、お土産などがズラリと並ぶ「湯の坪街道」の散策など、観光客で年間通して賑わっております。
佐賀県が誇る日本三大美肌の湯のひとつ「嬉野温泉」の泉質は、肌はしっとりなめらかに、切り傷や冷え症、神経痛の効果があり、特に女性に人気の温泉地です。
8世紀初頭に書かれたという文献『肥前風土記/712年』に「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記されており、はるか昔から人々の体の疲れを癒し続けてきた歴史ある温泉地です。
公衆浴場「シーボルトの湯」や陶磁器作り体験ができる「志田焼の里博物館」などの観光地、香りが強いのが特徴的な「うれしの茶」や嬉野温泉の成分を含んだ「湯どうふ」など自慢の味も多い。
長崎県は鎖国時代に日本で唯一開けた貿易地だったため、ヨーロッパや中国など海外の影響を受けた街並みや芸術など現在も色濃く残っています。
異国情緒あふれる「ハウステンボス」や「グラバー園」、「大浦天主堂」の他にも「軍艦島」や「稲佐山」などの観光地をはじめ、壱岐島や対馬、五島列島など島を巡る旅も人気です。
2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録されましたが、キリスト教文化の影響を受けた土地を巡り、歴史や文化に触れることもできます。
長崎のソウルフード「ちゃんぽん」や「佐世保バーガー」「トルコライス」など異国の食文化が残っており、地元の方に愛されています。
おんせん県という別名を持つほど温泉が多い、大分県。県庁所在地があるのが大分市です。
観光地として有名なのは府内城跡 、この地域は大友氏が治めていましたが、戦国時代から主人が何人も変わりました。1743年に大火で天守閣が消失しましたが、そのあとは再建されませんでした。
他には、大分銀行赤レンガ館(国登録文化財)は、現存する明治時代からの洋風建築です。
大分のグルメは海の幸、山の幸の両方を楽しめます。大分ふぐ、関アジ関サバ、豊後牛、最後に大分のソウルフード「とり天」など、お腹がいっぱいになります。
ハウステンボスは長崎県佐世保市にある単独のテーマパークとしては日本最大のテーマパークです。オランダの街並みを再現した広大な園内にはアミューズメントやミュージアムだけでなく、レストランなどが数多くあり一日中満喫できます。
堂々とそびえ立つ風車やフラワーガーデン、四季折々のイベントなど楽しみ方は様々。また夜は世界最大1300万球のイルミネーションが輝く夜景をホテルのお部屋や園内を巡る運河クルーズでお楽しみいただけます。
魅力あふれるハウステンボスで過ごす時間は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。
「日本のひなた」と言われるくらい平均気温や快晴日数が全国トップクラスの宮崎県。
宮崎空港まで羽田空港から約90分、伊丹・関西空港から約60分。
絶景スポットの「高千穂峡」や「都井岬」、パワースポットの「青島神社」や「鵜戸神宮」などの人気の観光地も多い。
焼酎出荷量が全国NO.1ということもあり、芋・米・麦・そばなど多彩な原料の焼酎が豊富です。
宮崎のグルメの定番「チキン南蛮」や「地鶏の炭火焼」、食材の「宮崎牛」や「マンゴー」が有名です。
九州地方の最南部に位置する本土とその南に連なる世界自然遺産の屋久島をはじめとする大隅諸島や奄美諸島など多くの島があり、豊かな自然や多くの特有の生物や動物が生息しております。
砂蒸し風呂で有名な「指宿温泉」や「霧島温泉」、大河ドラマ『西郷どん』ロケ地で有名な「仙巌園」や「知覧特攻平和会館」、パワースポットの「霧島神宮」など人気の観光地も多いです。
「カツオ」「黒豚・黒牛」「薩摩シャモ」などの食材を使った料理や日本特産のサツマイモを原料にした「芋焼酎」や名物「さつま揚げ」が有名です。
薩摩半島の南端部に位置する指宿温泉は、約500ヵ所の源泉数と1日あたり約12万トンの湧出量を誇り、泉質のナトリウム塩化物泉は保温効果が高く、神経痛や腰痛、関節痛など効能があり、古くから湯治客が多く訪れております。
また、世界的にも珍しい「天然砂むし温泉」は、通常の温泉入力の3~4倍の効果が期待できるということで、海外からも多くの観光客が訪れます。