公開日:2021.08.26
日本サンゴセンターは、高知駅から車で南に約20分。桂浜や坂本龍馬記念館からほど近い場所にあります。高知旅行で桂浜を訪れた際は、立ち寄りやすい場所です。高知県は、日本のサンゴ漁の発祥地、特に宝石サンゴの原木の入札はすべて高知県で行われています。館内に設置されている宝石珊瑚資料館「35の杜」は無料で観覧できます。どんな芸術作品が見られるのでしょうか。
入館料:無料
開館時間:10時~16時
休館日:12/30~1/3
※2021年7月現在
入口の右手には、坂本龍馬様がどっしりと着座!高知県内では、結構いろいろな場所で坂本龍馬像に出くわしますが、座っている像はめずらしい。堂々とした表情は、貫禄たっぷりです。
館内を奥に進むと、宝石サンゴで作られた数々の作品が並んでいます。まずは、迫力満点のホワイトライオン。大きさも全長3mでリアルに近い再現です。このホワイトライオンは白サンゴが多く使用されているのですが、その重量はなんと150kg!
近くで顔を見ると、より一層の迫力が増します。とても細かい白サンゴの貼り合わせがよくわかります。サンゴの貼り合わせでこんなリアルな表情が作れるなんて、アッパレ!
続いては、高知と言えばやっぱり「坂本龍馬像」ですよね。サンゴでも再現されています。それにしても、このクオリティは非常に高い!今にも動き出しそうです。
本当にサンゴでできてる?と疑いたくなります。こちらはサンゴを粉状にして作られています。
色鮮やかな龍と虎の出現!この巨大壁画は完成までどれぐらいかかったのでしょうか?細かいサンゴがぎっしりと敷き詰められています。その技術と繊細さには、感心して口がポカーンと開いてしまいます。
ここ宝石珊瑚資料館「35の杜」には、天皇陛下と上皇上皇后両陛下が訪れられたことがあり、このサンゴに触れられました。推定成長年数は1200年というのですから、どれだけ宝石サンゴの希少価値があるかがうかがえます。
宝石の元となる、宝石サンゴの原木が展示されているショーケースです。宝石サンゴは、深海に生息していて、1年に2~6mmほどしか成長しません。そんな希少な原木からさらに選定され、いくつかの製造工程を経て、立派な宝石へと生まれ変わります。
MAP
交通 | JR高知駅から車で約30分、高知龍馬空港から車で約20分、高知ICから車で約20分 |
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料金 | 無料 |
時間 | 10:00〜16:00(繁忙期は~17:00) |
定休日 | 年末年始(12/30~1/3) |
駐車場 | あり(無料) |
住所 | 高知県高知市仁井田187-3 |
TEL | 088-847-3535 |