土佐の日曜市|高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

とさのにちよういち

土佐の日曜市

公開日:2022.07.23

土佐の日曜市の外観
レポ-ト
土佐の日曜市の入口

観光客だけではなく地元民も集う土佐の日曜市

高知城にほど近い大手筋に、約300の店舗が集まり開催される日曜市。その全長は約1キロ。観光客はもちろん地元民と思われる方の姿が多かったことも印象的でした。コロナ禍だったためほとんど見かけませんでしたが、かつては海外の方も多かったそうです。追手筋はヤシの木が植わっており、その下に露店がある風景もどことなく異国情緒溢れる市場でした。高知駅からも徒歩で10分ほど、高知市内の中心に位置するアクセスの良さも魅力の一つ。さて一体どんなお店があるのか、詳しく見ていきましょう!

日曜市の小夏ジュース

高知ならでは 小夏ジュースでのどを潤す

どこから見ていけばいいか分からない程のお店の数に圧倒されながらも、目に入ったこちらのお店。土佐名物「小夏ジュース」を販売しています。有機栽培で育った小夏100%のジュースはみずみずしく、私は初めて小夏を頂くため、柑橘の酸味が強いのかと酸っぱい顔を準備して飲み始めましたが、グレープフルーツのような苦さもありながら砂糖を一切使っていないとは思えないほどの甘みを感じられました。6月初旬でしたが、湿気で蒸し暑かったので、この爽やかな酸味と甘みがとても爽快でした。飲み歩きにちょうど良いサイズ感もうれしいところ。

日曜市の小夏ジュース

二人ともこの笑顔です。お店の方も「砂糖使ってないよ!オーガニックだよ!」と誇らしげに商品を説明して下さったのが印象的でした。

日曜市の冷しあめ

季節を感じる商品ラインナップ、冷しあめやところ天

続いてはレトロな雰囲気の冷やしあめを発見。余談にはなりますが、関東出身の私には馴染みがなく、後日調べてみたのですが、関西では夏の飲み物としてメジャーなようです。ピリッとした生姜の風味が夏の暑さに持ってこいですね。地域色を感じながら見て回るのも露店の楽しみですよね。他にもそうめんやところてんなど夏の訪れを感じるラインナップでした。

日曜市の高知産トマト

高知県のブランドトマトも

この日、日曜市の中で一際目を引いたのが、トマトです。高知県は各地でブランドトマトが栽培されており、フルーツトマト発祥の地だとか。加工品としてあまり見ないトマトジャムも販売されていました。時期ということもあるのだと思いますが、トマトを販売しているお店が最も多かったのではないかと思います。食べ比べしてお気に入りのトマトを探すのも楽しそうですね。

土佐の日曜市でイートインスペース

イートインスペースがあるのでその場で食べられる

全てのお店がではないものの、お店の横にイートインスペースが設けられており、買ったものをその場で頂くことが出来ます。日よけもあるので夏場も安心。仲間で行って色々なものをシェアするのも楽しそうですね。美味しそうなものが多くて、ついつい食べすぎてしまいました。

土佐の日曜市でお土産選び

ここだけでしか手に入らないお土産も!

食べ物が多い日曜市ですが、手作り品を扱うお店もあります。高知市内を走る路面電車のミニチュア版は、ここ日曜市でしか手に入らないプレミアムなお土産として電車好きの方におすすめ。写真左下の「ごめん(後免)」は高知の地名ですが、ひらがなで書かれていると、どことなくシュールで写真に収めたくなります。SNSに投稿したら盛り上げること間違いなし。

土佐の日曜市でお土産選び

木目がお洒落な工芸品発見!

日曜市6丁目付近は手作りの工芸品がたくさん販売されていました。木目の色味が特徴的で、ハンドメイドらしい暖かい雰囲気があって気になりました。

土佐の日曜市でお土産選び

今回購入したのは小物入れと釣銭箱の2品。2つまとめて買って少し値引きして下さいました。そんなお店の方とのやり取りが楽しめるのも、日曜市の醍醐味ですね。レトロな喫茶店で使われているのは見たことがありますが、最近はほとんど目にしません。あなたなららどんな用途で使いますか?お家で銀行ごっこを楽しみたいという方は是非、日曜市へ!

日曜市名物の大平商店のいも天

行列の出来るいも天屋さんは小腹満たしに最適!

日曜市といえば大平商店のいも天を挙げる方も少なくないほど有名なお店。この日も10時前でしたがこの行列。お店の方は手際よく揚げていて、流れも早いので待ち時間は数分といったところ。小ぶりなサイズながら食べるとほくほくしたお芋の食感が残っていて、ひとつでもお腹にたまるサイズ感でした。衣はサクッとしていてほのかに芋の甘さが感じられ、沖縄のサーターアンダギーにも似ている味でした。塩気もあり、お酒のつまみにも丁度よさそうです。1袋に4つ以上は入っているのでシェアして食べるのも良いですね。出来立てを頂けるので火傷には十分注意。

日曜市名物の大平商店のいも天

ここはイートインスペースがなく、お店の隣で立ちながら食べました。湯気が出そうなくらい熱いので「ふーふー」と冷ましながらいただきます。
行列の理由が分かる味でした。日曜市名物を是非ご賞味ください。
余談ですが、天かすを狙う鳩がたくさんいたので、鳥が苦手な私はとても怖かったです。鳥が苦手な方は少し離れたところで食べるのがオススメですね。

高知の名所はりまや橋

観光名所「はりまや橋」からも徒歩10分!

赤い橋で有名なはりまや橋も徒歩圏内とアクセス抜群の日曜市。日曜市周辺には有料パーキングもいくつかあるので、車でお越しの際も安心です。日曜市内には公衆トイレも完備されていますので、万が一の時も安心です。

土佐の日曜市 土佐の日曜市

温暖な気候の高知県ならではのラインナップ!高知旅行の際はぜひお立ち寄りください

高知県は温暖な気候で知られ、その特性を活かした特産物が多いので、日曜市に来ただけで高知らしさを感じられること間違いなし。野菜や果物だけではなくお惣菜もたくさん販売されています。早いところで朝6時ごろから午後3時ごろまで営業していますが、人気商品は午前中で売り切れてしまうことも。早めに行ってお目当ての商品をゲットしてください。ご来場の際はエコバッグを多めに持っていくことを忘れずに。土佐弁を使っているお店の人とのやり取りもまた一興です。是非高知旅行は日曜日にお越しくださいね。

MAP

基本情報
交通 高知駅から徒歩で約10分、高知龍馬空港から車で約30分
営業時間 6:00頃~15:00頃
営業日 毎週日曜日(正月と盆は休み)
駐車場 周辺のコインパーキング利用
住所 高知県高知市追手筋
TEL 088-823-9456(高知県産業政策課街路市係)

※内容や料金など2022年6月時点の情報です。