道の駅　なぶら土佐佐賀｜高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

買うも善し、食べるも善し！

道の駅なぶら土佐佐賀は、高知県西部の黒潮町にある道の駅です。高知市街からは車で南西に約1時間20分の場所にあります。木目調の建物がとてもシックな道の駅です。

「なぶら」は土佐弁で群れを意味し、たくさんのお客 様が来てくれることを期待し名付けられたらしいです。カツオの絵をうまく「なぶら」の文字にあてはめたロゴですが、「ら」はもはやカツオです。

店内には カツオのフレークや角煮、人気のふりかけなど、カツオが原料の加工品が一際目につきます。

カツオと言えばご飯が欲しくなります。ほかほかご飯にカツオは合いますよねえ。中でも「土佐の赤かつお」はテレビ番組で全国323品の中から「めし友グランプリ」優勝を勝ち取ったこともあるのです。

地元で収穫された新鮮な野菜も販売されています。高知のあたたかい気候で育った野菜はシャキシャキでしょうね。

その他にも地元の方が地元の食材で手作りした惣菜や焼きたての藁焼きカツオたたきを使用した巻きずしなどがあります。夜ごはんに買って帰るといいですね。

行列ができる人気店「明神水産」！

なぶら土佐佐賀には、本場高知の「ひろめ市場」で行列ができる明神水産が入っています。明神水産の漁船「明神丸」は土佐の一本釣りで日本一の鰹の漁獲高を誇ります。明神丸で一本釣りを貫く一流の漁師たちが釣り上げた新鮮な鰹を口にすることができます。また、鰹のたたきはポン酢で食べるのが主流でしたが、藁焼きにした鰹を天日塩で食べるという漁師だから知っているおいしい食べ方にこだわっています。明神水産の本場の藁焼き鰹たたきを購入できる直売店は高知県内で高知市街以外ではなぶら土佐佐賀しかございません。

本場のカツオがこの価格で買えるなんて、お買い得ですよね。

鰹たたき丼、鰹さしみ丼、まぐろ丼などのタレも用途に応じて商品が揃っています。しかも約5分流水解凍して乗せるだけというお手軽感！

奥には明神水産のフードコート「明神丸」があります。入口にはカツオの藁焼きの実演が 行われるブースがあります。この日はお休みでしたが、炎が天井まで立ちのぼり迫力満点の実演です。

カツオのたたきメニューのオンパレード です。タレか塩か、定食かどんぶりか、それとも単品でたたきだけをじっくり楽しむか。とても迷ってしまいます。明神丸の藁焼きタタキは高知県民の投票によって選ばれる、「高知家の食卓」県民総選挙で総合第1位に輝いたこともあります。オススメはやっぱり明神丸こだわりの塩たたきですかね。

注文するメニューが決まったら、券売機で食券を購入し、そのままお席でお待ちください。注文の品が出来上がりましたら番号が呼ばれますので受け取りカウンターまで取りに行ってください。

店内は広いスペースに、テーブル席が約50席とカウンター席が10席ゆとりを持って配置されています。天井は高く木の骨組みで組まれているデザインはログハウスのような造りで 、床や壁は新築かと思うほどきれいです。壁にはカツオの大漁旗や高知出身のイラストレーターであるデハラユキノリさんがデザインしたキャラクターが起用された大型パネルが飾られています。パネルには地元の漁師や魚のイラストが個性豊かなタッチで描かれており、その上から地元出身の写真家が漁や海の様子を撮った写真が展示されています。とても地元愛が溢れていますね。

高知旅行でカツオは外せませんが、なぶら土佐佐賀の明神丸では漁師のこだわり抜いた極上のカツオが召し上がれます。是非、足を運んでみては。