公開日:2022.07.19
土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」は、南国市後免駅(ごめんえき)から安芸郡奈半利町奈半利駅(なはりえき)を結ぶ高知県東部の鉄道です。路線の多くが高架になっていて太平洋沿いを走行するので観光にはおすすめの鉄道です。
今回は、この鉄道の中心的役割も持つ安芸駅をご案内します。私鉄ながらJRみどりの窓口も備えた安芸駅は、地元の特産品を販売している「ぢばさん市場」を併設しています。列車を利用する方も、買い物で行かれる方にも便利なスポットです。
安芸市出身の作曲家、弘田龍太郎の歌碑が安芸市内に10ヶ所建てられていますが、そのうちの1つ、「靴が鳴る」の歌碑が安芸駅前にあります。お手つないで~野道を行けば~みんな~可愛い~、この歌詞を見ればメロディが浮かぶのではないでしょうか。
ちょうど伺った時に、阪神タイガースのラッピング車両がいて少しテンションがあがりました。
駅窓口では、土佐くろしお鉄道のオリジナルグッズ販売も行われています。改札横では、ごめん・なはり線のキャラクターガチャと題して1回100円でオリジナル缶バッジがゲットできます。20駅の各駅のキャラクターは高知県出身のやなせたかしさんがデザインしています。この安芸駅ではあきうたこちゃんとなっています。(2022年6月時点)
安芸駅のキャラクターであきうたこちゃんです。可愛くていつも踊っている明るい女の子の設定のようです。駅のシンボルとして地元の方や観光で来た皆様を駅前でお越しをお待ちしています。
安芸駅に隣接のしたぢばさん市場は、駐車場が無料で利用できる買い物に便利な施設です。安芸周辺に観光で来た際に、ちょっとした立ち寄りの場としておすすめです。入口付近には休憩スペースもあり店舗で購入したものを座って食べることも可能です。
改札横の缶バッジに対して、ぢばさん市場店内ではピンバッジが販売されています。キャラクターは21種類、1つ220円で販売されていました。小さな子供が何個も欲しがりそうです。
高知特産品であるゆずを使ったポン酢は多くの種類があり、どれも美味しそうなものでした。ポン酢のおすすめは「ゆずの村」でしょうか。さっぱりと甘味のあるポン酢は、土佐で食べるかつおのたたきにもよく合います。
安芸の地酒で有名な菊水や安芸虎もちらで販売されています。ずらっと並んだ地酒は種類が豊富で選ぶにも迷ってしまいそうです。ちなみに安芸虎は戦国武将の安芸国虎になんで命名された銘柄だそうです。
少量生産で幻のソースと言われる「マミーソース」が並んでいました。高知県安芸市で幻のソースと言われたは有名なソースですが、色々なものに使える万能なソースです。甘めのおこのみソースとピリッと辛いまろやかな味わいのうま辛ソースなど、種類や好みにあわせて使い分けもできるので色んな食材で試してみたい一品です。
高知の定番お菓子、ミレービスケット。通常サイズもありましたが、意外とお土産で重宝されるのがこちらの個包装。会社で、お出かけ先でチョットつまむのに良いサイズです。皆さんご存知の味かもしれませんが、素朴な甘さが不思議と飽きないんですよね~。
安芸駅やぢばさん市場を見て買い物が終われば少し休憩に名物のアイスクリンはいかがでしょうか。店内の休憩スペースでも外のベンチでも休憩ができます。
写真は、うみのバニラといちごミルク!室戸の海洋深層水を使った「うみのバニラ」と「高知県産のいちご」を使った2種類を2段にしていただきました。通常は1種類の味を注文して同じ種類を2段にして出していただけるそうです。
MAP
交通 | 高知駅から車で約50分、高知龍馬空港から車で約35分 |
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営業時間 | 7:00~19:30(ぢばさん市場) |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | あり |
住所 | 高知県安芸市矢ノ丸4-2-30 |
TEL | 0887-35-7500 |
※内容や料金など2022年6月時点の情報です。