香住で食べるカニの魅力|香住旅行のビーウェーブ

知っていればもっと美味しい!香住で食べるカニの魅力

日本海のカニの聖地ともいわれる本場”香住”。まちを歩くと至るところで見つかる「カニ、かに、蟹」の文字。古くから歴史を持つ港町には、知っていると美味しい魅力がたっぷり!香住で食べるカニの魅力をご紹介します。

香住ガニ

香住ガニ(漁期:9月~翌年5月末)

関西では香住漁港だけで水揚げされるベニズワイガニ。そのなかでも選定されたベニズワイガニのことを「香住ガニ」といいます。よって香住で揚がったカニすべてを香住ガニとは呼びません。 特徴としては、身が詰まり、甘みが強く、みずみずしい味です。また、松葉ガニに比べてリーズナブルな価格で地元では人気のカニです。 そして「鮮度が命のカニ」ということです。実は、このカニは鮮度落ちが早く流通性に難があるため決して認知度が高いカニではありませんでした。しかしながら、一度食べたら虜になる香住ガニは、近年人気が出てきており香住ガニ目当ての観光客も増えてきています。 よって香住ガニは、水揚げ港でしか味わうことのできない特別な美味しさがあるということです。

松葉ガニ

松葉ガニ(漁期:11月~翌年3月末)

松葉ガニとは、山陰地方(兵庫県北部、京都府北部、鳥取県)で水揚げされたズワイガニのことで、有名な水揚げ港でいうと、福井県で揚がったズワイガニを越前ガニと呼びます。よって分類上は全て同じ種類のカニとなり、水揚げされる産地によって違うということになります。 それじゃあどこで食べても一緒じゃないの?と思う方も多いのではないでしょうか。香住では、船から水揚げされたカニを大きさ、重さ、色、形などで80~100ものランクをつけてセリ市にかけられます。なかでも、柴山港の厳正な選別基準は世界一とも言われており、熟練した人は少しのキズや50グラムの誤差も見落とすことがないんだとか。その繊細な選別こそが「カニの本場香住」たる所以です。 松葉ガニは身入りが繊細で美しく、甘みと旨みが詰まっています。また、カニみそもとても濃厚な味わいで日本海の冬味覚の代表と称される今だけの味なのです。

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