公開日:2021.4.24
小値賀港から車で約5分の「牛の塔」にやってきました。港からのアクセスも良く、小値賀島で順番に観光していく中でのスタートにピッタリの観光地です。
牛の塔は小さな漁船の停泊所のすぐ近くにあり観光地の目印である看板もあまり大きくないので見落とさないように注意が必要です。
石の階段を登った先にある建物が牛の塔です。
かつて小値賀島は2つの島に分かれていました。2つの島をつなげるために鎌倉時代の末期から埋め立て作業が開始されました。
この作業の荷運びとして使用されたのが「牛」でした。その作業で犠牲になった牛を供養するために建てられた建物が「牛の塔」なんです。
牛の塔という名前なだけで、特に牛の像があるとかではないんです。
またこの作業で埋め立てられた土地の事を、建武新田と呼ぶそうです。
塔に続く階段からは眼下に東シナ海が広がります。
階段を登り切った先にあるのは供養塔があり、強い潮風から塔を守るかのように石でできた小屋が建てられています。
この供養塔の下には小石の1つ1つに経が1文字づつ書かれたものが埋められています。
その数なんと約7万個もあるそうです。
MAP
住所 | 長崎県北松浦郡小値賀町中村郷 |
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