坂本龍馬ゆかりの地・上五島(中通島)の観光|五島列島ツアー・国境離島ツアーのビーウェーブ

さかもとりょうまゆかりのち

坂本龍馬ゆかりの地・上五島(中通島)

公開日:2021.4.20

坂本龍馬ゆかりの地

五島列島に坂本龍馬ゆかりの地!?

ゆかりの地があるのは長崎県上五島町江ノ浜郷にあり、有川港より車で約15分、奈良尾港より車で約50分の距離に位置します。
皆さま五島列島の新上五島町が坂本龍馬と関係がある事をご存じでしたでしょうか?
私はここに来るまで知りませんでした(笑)
それではなぜここが坂本龍馬のゆかりの地になっているのか、知りたいですよね。

坂本龍馬像

祈りの龍馬像

これがこの地に建つ坂本龍馬像です。何かよく見る銅像と違うところはありませんか?

そう、この坂本龍馬像の手は合掌をしています。なぜか。
それは、龍馬が見つめる先の海で同志が遭難し命を落としてしまったからなんです。

有名な「寺田屋事件」のすぐあと、手の大けがを直すために鹿児島で治療を受けていた際に、龍馬が長崎で購入した練習船ワイル・ウエフ号は、龍馬が見つめる先の潮合崎沖で大暴風雨に巻き込まれ遭難してしまいました。

この遭難事故で12名の同志が犠牲になり、その中に龍馬が弟のように可愛がっていた池内蔵太(いけうちくらた)も含まれていたそうです。
その訃報を聞き龍馬はこの地に降り立ったそうです。

潮合崎沖

坂本龍馬の見つめる先は大きく広がる潮合崎沖の大海原が。
海を見つめ同志たちのために静かに合掌をした事でしょう。

坂本龍馬像

合掌する坂本龍馬像は先程の坂本龍馬ゆかりの地以外に、もう1ヵ所ご覧いただける場所があります。
それは有川港のターミナル内です。有川港ターミナルの待合所にも同じく合掌をした銅像が展示されています。

この珍しい銅像は1度見ておく価値があります。
実際にゆかりの地まで足を運ぶか、有川港内にてご覧ください。

MAP

基本情報
住所 長崎県南松浦郡新上五島町江ノ浜郷
駐車場 あり