井持浦教会・下五島(福江島)の観光|五島列島ツアー・国境離島ツアーのビーウェーブ

いもちうらきょうかい

井持浦教会・下五島(福江島)

公開日:2021.4.14

井持浦教会の外観

全国から参拝者が訪れる教会

井持浦教会は下五島福江島の西側、大瀬崎灯台から近い場所に建っています。海の玄関口福江港から車で約40分、空の玄関口五島つばき空港から車で約40分です。
1895年(明治28年)にフランス人宣教師ペルー神父によって建てられました。

井持浦教会の外観

元々全てレンガで作られていた井持浦教会は、1897年に台風の影響で倒壊し、その後1988年にコンクリートで建て直されました。外壁は赤いレンガで覆われた美しい教会です。

井持浦教会のルルド

ルルドって何?

教会の裏にはルルドがあります。
1858年、ピレネー山脈の山麓にある洞窟で、羊飼いの少女・ベルナデッタの前に聖母マリアが現れ、お告げ通りに足元を掘ると清水が湧き出し、難病が治るという奇跡が起きました。
この奇跡にあやかり、世界各地で聖母マリア像を収めたルルドが造られるようになりました。

本来ルルドとは南フランスの地名の事ですが、日本ではこれを「奇跡の泉」や、巡礼地の意味を込めて「ルルド」と呼ぶようになりました。

井持浦教会のルルド

日本で初めてルルドが作られた井持浦教会

ルルドのすぐ下には蛇口があり、ここから霊水が出てきます。
1891年、バチカンにルルドの洞窟が再現されたと聞いた当時の責任者ペルー神父が、五島の信徒に呼びかけ島中の奇岩・珍石を集めて日本で最初のルルドを造りました。
この霊水を飲むと病が治ると言われ、今でも全国から多くの信者がこの地に訪れるそうです。

井持浦教会入り口

教会の入り口では、ルルドの霊水を持ち帰ってもらうための専用ボトルが販売されています。料金は1本100円(2020年9月現在)
他にガイドブックなども販売されているので、必要なお客様は集金箱におつりが出ないようにお金を入れてください。

MAP

基本情報
住所 長崎県五島市玉之浦町玉之浦1243
営業時間 9:00~17:00
※ミサ、冠婚葬祭時には不可の場合もあります。閉まっている場合もあります。
定休日 特になし
駐車場 あり(無料)