富士登山ツアーの用語集の「和歌山から富士山が見える!?」についてご案内します。

登山ルート

士登ツアーの用語集

チェックしておきたい持ち物や服装、
特徴などをまとめました。
安全に富士登山を楽しむために、
しっかりと知識を身につけておきましょう。

和歌山から富士山が見える!?

和歌山から富士山が見える!?

静岡県と山梨県に跨る日本最高峰の山、富士山。現在はそこからおよそ322.9㎞離れた和歌山県・那智勝浦町の妙法山から富士山を見ることが出来るとされていますが、以前は奈良県にある大台ヶ原(標高1,695年)が富士山の見える最遠の地だとされていました。
しかし、古の熊野詣の際には熊野古道から「富士山が見えた」との言い伝えがあり、地元の山師の間でも「妙法山から富士山が見える」と言われていました。
そしてついに1995年12月、和歌山県・新宮市の写真家が那智勝浦町大雲取山(標高965m)から320㎞離れた富士山の撮影に成功しました。更にその2年後の1997年1月に和歌山県・妙法山からの撮影に成功し、現在では妙法山の富士山の見える場所が「妙法山富士見台」として整備されています。
こんなに遠くからでも富士山が見える理由は、海を挟んでいるためで、視界を遮る高い山脈などの障害物がないからです。ただ、実際に妙法山から富士山を見るためにはその場所から富士山までの間に雲が出ていない天気が良い日の早朝、更には空気が澄んでいるというのが条件で、滅多に見ることは出来ないそうです。