富士登山ツアーの用語集の「富士山の名前の由来」についてご案内します。

富士登山ツアーに参加する前にチェックしておきたい、持ち物や服装、
各ルートの特徴などをまとめました。
富士山は登山が初めてという人でももちろん登れますが、そのためには
事前の準備が肝心です。
富士登山を安全に楽しむためにも、しっかりと知識を深めておきましょう。

富士山の名前の由来

富士山の名前の由来

富士山の名前の由来は諸説あります。有力なのは、日本人なら誰もが知る童話「かぐや姫」からではないかと言われています。
かぐや姫のもととなっている「竹取物語」では、かぐや姫が帝に「不老不死の秘薬」を渡します。しかし、かぐや姫が月に帰ってしまって悲しみに暮れて生きる希望を失った帝は、日本で一番高い山の山頂でこの「不老不死の秘薬」を焼いたといいます。この不老不死の薬を焼いたことから「不死山」という名称が生まれ、鎌倉時代には今の「富士山」になったという説が有力とされています。

しかしその一方で、帝が「不老不死の秘薬」を日本一高い山で焼くために遣わせた使者が「士(つわもの)らを大勢連れて山へ登った」ことから「士に富む山」、「富士山」になったという説もあります。

どちらにせよ、富士山で「不老不死の秘薬」を焼いたということに違いはなく、富士山に「溶けることのない雪(万年雪)」が残っていたり、きりが立ち込めているのは、「不老不死の秘薬」を焼いたためだと言われています。